~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

天使の旗振りがあったのでしょうか

午後の幹線道路は、もう雪も解けきって乾いている所もありました。
温度計を見ると9℃。

そんな春の気分に誘われてなのか
今日は話しかけてもらえる‟陽気”な天使が私の後で「はい、こちらですよ〜♪」と
旗を振ってくれていたかのような、1日でした。

まず一つ目は、
いつも利用するトレーニング室には指導員の女性がいるのですが、
ランニングマシンを利用するだけの私は、入った時に挨拶する程度で
特にお話することもありません。
その若い女性も、積極的に話しかけて指導をするというよりは、
安全な利用を見守っているという感じにお見受けしていました。
その彼女がですね、ランニングマシンに乗って20分くらいたった頃に
急に隣の空いていたマシンの上に上がって、私の顔を覗き込み
「こんにちは!」と声をかけてくださったのですね。
自分が話しかけられるという準備ができていなかった私は、
反応が一瞬遅れたのではないかしら?「あっ、こんにちは」と
驚きの声になっていた気がします。

どうして、今日に限って、わざわざ走っている所を覗き込んで
挨拶してくださるのか、とても明るい気分にさせてもらいましたが、
不思議でした。
なんだか、幸先いいな〜と思って更衣室に入ると
ロッカー前をフロアモップできれいにしている人がいたので
「ありがとうございます」と声をかけると
「すっごい髪の毛。おちてたのよ〜」
「朝お掃除してくださったばかりのはずなのに・・?」
「さっき、大勢でわ〜っと着替えていったからね〜。あら、これなかなかうまく
立たないわ〜」
などと、気さくにお礼を言える機会に遭遇し、

着替え終わったロビーで、持参のコーヒーを入れて休憩していると
「ここ、座ってもいいですか?」と一人の女性が。
他に空いているテーブルの方が多い状況なのに、
わざわざ私の隣によってきてくださいました。
「はい、もちろんです♪」とスペースを少し開けた私。
昼食代わりにつまんでいたパンとコーヒーカップを見て
「私も、ちょっとだけ作ってきたの。食べ過ぎちゃうから。あっ、それ(カップのこと)
私と同じ。私もね、普段はインスタントもの使わないんだけど、ここで食べるときだけ
インスタントのスープ持ってきて作って食べるのよ。・・・・・」
と始まり、
「私ね、これから小樽に行くから。32分の快速に乗ったらすぐなのよ。
今日ね、暖かいでしょう?そうすると、すぐどこか行きたくなるのよね。」
と、JRを賢く使ってのプチ旅行の術をいろいろお話してくださいました。
とても生き生きと。
そのように、気ままにフットワーク軽くあちこち行く性格に幸せを感じていらっしゃるように
見えて、そのお話のお供に選んでいただいて自分まで
春の海を観に行きたくなりました。
この方とは、30分くらいお話ししました。
きっと人懐こい方で、一人プチ旅行をする先々でもきっと
こうやって話しかけて人と関わっていくタイプの方なのでしょうね。
でも、このように話しかけられる経験は自分の記憶の中で初めてに近い
とても新鮮な‟事件”でした。

宇宙からは何がどのようい導かれているのか、見当がつかないものだと
つくづく実感した出来事です。

この勢いで、masaの演奏準備に行ってみますと、
これまでの数回、いつも演奏に無関心もしくは冷たい印象を受けていたリーダーの方と、
洗濯物を畳みながらとても心が柔らかい会話を交わすことができ、
無音でピアノの指ならしをしているmasaの手元を興味深そうに覗き込んでいる姿も
これまで私が受けていた苦手な印象を覆すものでした。

その後も、帰りがけに、別のスタッフの方から、私が気になっていたことを
ピンポイントで「あの方のことは、気にしなくていいですから。」と
心強いフォローをわざわざ言いに来ていただいたり。

朝から、私が違っていたのでしょうか。
毎日、こんな風に人とコミュニケーションできたら、本当に幸せです。
お蔭で、帰ってからもう1度近所に出かける体も疲労を感じませんでした。
あ・・それはお団子の効果でしょうか(*^-^*)
          


皆様、ありがとうございました。