ハリエンジュの香り
肩を壊して腕がふれなくなって以来、花粉の季節もあいまって
なかなか行けなかった公園へ、今日はウオーキングに出かけました。
この道の入り口を歩くと、自然の中で生かされ育まれていることへの感謝が
ぐぐ〜っとこみあげてきます。道の途中に咲いていた白い藤の様な花、
可憐でとってもいい香り。
ハリエンジュともいうそうです。ニセアカシアですね。怪獣みたいに大きな木になっていて
地上からはほど遠く、すごく空に近いところに沢山咲いている白い花が
宇宙から降ってくるお花のようで、思わず立ち止まり見上げてしまいました。
そういえば、大好きな‟アカシアの蜂蜜”も、このニセアカシアの蜜なのだそうです。
昔、山から我が家の庭に飛んできた種子が成長して、
私の背丈を超えてもまだ葉っぱだけだったので、切除しようとしたら
とげがいっぱいで大変だったことを思い出しました。
花が咲くまで成長させていたら、手が付けられなくなっていたかも・・・と
大木に咲く花々を見上げながら考えていました。
太陽の光を沢山浴びて、カルシウムも生成されたかな、と思いつつ、ビタミンCを
補給しておかなくちゃ、と思い立ち
新開拓のパン屋さんで求めたパンたちのお供に抹茶オレを添えてみました。
お茶碗はマグカップのままで、茶せんで立てるとやっぱりよく立ちました。
今どきの生活にはあまり使わなそうなもの、
茶せんとか、かつお節削り、とか包丁用の砥石・・・はどれも母のおきみやげで、
若かりし頃、なんだかんだと言っては我が家に泊まりに来た時に置いて行ってくれたものです。
また、役に立ってしまいました。ありがとう。
そして、今日はお祭りの最終日であることを8時近くになって気づきました。
今年は、平日にかかっていたので、昨日が例祭であることをすっかり忘れていました。
それにしても、気づいたのが遅すぎたので、
夕飯はお祭りに行った気分でお好み焼きにしました。
外で汗をかく気持ちよさを久しぶりに味わえて幸せでした。感謝。