~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

アクリルアミド

少し前に他地域の新聞生活面に載っていた、と耳にした言葉ですが、
アクリルアミドという物質があるそうです。

自然界にある食物(でんぷん)の加熱処理によって生成されてしまう発がん性物質なのだと
いうことで、欧米では問題視され始めてから久しいようです。
国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)による発がん性分類において、
アクリルアミドは2A(人に対しておそらく発がん性がある)に分類されています。

スェーデンでは2002年に発表され、、日本の厚労省でも半年後にその内容を発表しているにもかかわらず、
報道には自主規制がかかった感があり殆ど知られずに今に至っている気がします。
身体に入れるものをいろいろと気にする方が多いと思う日本でなぜこのような後発の感がある
報道なのか・・・大手菓子メーカーやファストフードチェーンの圧力かという想像はたやすくできます。

なぜなら、極端に基準値より高いアクリルアミドを含む食品が
ポテトチップスフライドポテトだからです。


農林水産省は2013年12月3日、食品関連事業者向けに「食品中のアクリルアミドを低減するための指針」も発表している用ですが、
これも広く報道されていません。

農林水産省のホームページによれば「アクリルアミドは遺伝子を傷付ける作用を持っていることから、例えごく微量であったとしても
健康に影響を及ぼす可能性を否定できないため、この量までなら食品を通して食べても大丈夫という許容量を決めることができません」ともあります。

基本的に焙煎したもの(コーヒー・麦茶・ほうじ茶など)や高温で調理したポテト・小麦
(ケーキ・クッキーなど)が次いで含有率が高いようですが、
ポテトチップスとフライドポテトが群を抜いていて、基準値の500倍です。

このトップ2にはほぼ無縁の食生活を送っていたので、
さして動じることもありませんでしたが、
ケーキやクッキーやコーヒーのないティータイムはちょっと考えられません・・(#^^#)。
そうする必要は全くないと思いますが、
頭の片隅にこの知識も少し置いて、日ごろのお茶を楽しんでいこうと思います。