~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

お盆休みの風

朝水やりに外に出ると、
小庭栽培のピーマンの支柱に、トンボが来ていました。
春一番”ならぬ”秋一番”です。

子供の頃、お盆を過ぎたら海に入ってはいけない、と言われていたことを
思い出します。本当に、15日を境にして、急に自然が秋へと傾くように感じます。
夕方のプールを終えて外に出た時の明るさが
先週より、ぐっと薄暗くなっていました。

窓を開けても、外で響いていた子供たちの声が、気配さえもしなくなり
もうすぐ夏休みが終わるんだな〜と実感します。
(北海道の夏休みは、小・中で多少違いますが、だいたい19日までです)
masaが中学に通っていた頃は、本当に毎日コツコツとよく宿題をやりました。
小学校の頃は、自由研究のまとめで忙しくしていましたね・・・
休日のない夏休みが終わるとホッとしたものです。

いつも行くS商店に立ち寄ろうとしたら、お盆休みでした。「うっかりしていた・・」と、家の近くのY商店に行こうとしたら、こちらもやはりお休みでした。

実はそんな気がして、敢えてちょっぴりチャレンジしてみた私もいて(*^-^*)
・・・ま、牛乳は買えなかったのですが、
今やお正月も元旦から空いている大型チェーンスーパーに画一化されすぎて、
どこでも昼間ならやっているのが当たりまえの感覚になりつつある中、
正月三が日とお盆はしっかりと休む商店は、
かろうじて日本の暦を感じさせてくれる 貴重な存在になっています。
盆踊りのやぐらや、帰省ラッシュだけではなくて、
お店もちゃんとお休みしているのを見ると、何となくホッとします。

先日、NHKの対談で美輪明宏さんが
画一化されすぎている今の日本に警鐘をならされていました。
本来ある多様性の中で育まれる大和(大きな和)の心が失われつつある、と。
社会生活の画一化が、音楽(歌)ファッションといった芸術面にまで及んでいると。

そして、偶然今日読んでいた本も、美和さんと瀬戸内寂聴さんの対談でした。
信仰と魂の話を中心に、人として大切にしていくべきことをおさえていて、
キホン、おしゃべりが中心なので、軽いのですが、面白いです。
   『ぴんぽんぱん ふたり話』  

今日の夕食に添えた、庭のササギのさっと和えは
細く切ってから、さっと冷やして、砂糖醤油とカツオ節で。甘くて美味しかった♪
         
食べ物もまた、画一化の波に飲み込まれそうな今の世、ご飯をつくる事は
自分のためにもとても大切なことだと思います。
この世にて身体を授かり、
美味しいものをつくり味わう自由を許されていることに、今一度感謝です。