~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

ここで演奏していいの?

今日もまた、masaグループホームの皆様に演奏をお届けしてきました。

でも、私はどこか、引っかかる気持ちをひきずっています。

それは、聴衆がお年寄りという点では同じでも、
デイケアセンターではない、‟ご自宅”としてのグループホーム
演奏するということは、聴きたくないと思っている方がいらっしゃっても
その方のお耳に入ってしまうという、という環境で
要らない方に対しては迷惑行為をしていることになる、と
感じることがあったからです。

それは、本来施設内の配慮でどうにでもなることだと思いますが、
デイケアへの外出もなさらない比較的精神重度な認知症の方も
いらっしゃるホームだということがわかってきて
その、聴きたくない方のお部屋のすぐそばで、こそこそ話をするような音楽を
演奏するということは、楽しみに聴きに集まってくださる方に対しても
聴きたくなくて部屋にいらっしゃる方に対しても
お届けしたいものが届かないのではないか、
という心理が、割り切れない気持ちを生み出しているのだと思います。

そんな理由でへこんだまま帰ってきたところに、
救いのギフトが届けられていました。
    

大人になると、「ずっと友達でいようね」なんて、口にしなくなるけれど
そんなメッセージを言葉にしてもらえる癒しは、ホントに効きます。
2週間以上前の私の誕生日を祝って送ってくださったものだったのですが、
時の神様は、その到着を今日になさいました。

宿題にお借りしてきた‟心の歌”DVD3枚を見終えました。
(こういうのを10曲くらい弾いてください、と言われて・・・masaがです・・。)

今日は久しぶりにアロマとキャンドルに浄化してもらおう。
         
知らない他人同士だった人たちが集まっても、空間の‟気”が整うような、
住んでいる皆さんが最後にここに来てよかった、と心から思うようなグループホーム
作ってみたい、と思ったりしながら、
今いただいている経験に感謝したいと思います。