~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

揺れゆれ

この家に前回来たときは、葬儀で慌ただしく、masaがどのように
変化しているかを感じるような暇もありませんでした。
が、今回は打って変わって自分たちだけの都合で動くことができない予定が
あったりして、生じた待ち時間が時々あります。

このロッキンッグチェアは、masaが生まれる前からあるものですが、
幼児期、小学生時代、中学生になってから、と来るたびに
乗ってみる?と誘ってみても、不安定に揺れる〝乗り物”に無理やり乗せられている感じが
否めない風景でした。ところが今回・・
          
両足を宙に浮かせて、自ら揺らすことを楽しんでいました!
これはすごい変化です。
とても大きな椅子だったはずなのに、
今のmsaaに座られると〝ふつうのいす”になっていますし。

揺れるものに乗って楽しめる、ということは、
それだけ体が柔らかくなっているということ。
無意識に硬くなっている部分が少なくなったことを表していると思います。

知っている家とはいえ、自分の日常ではない場所と環境で
かなり自分のペースであまり緊張せずにいられるようになってきた、
という彼の成長をこんなところで感じられる、ささやかな大発見でした。

明日は、太平洋に面した街まで小旅行の予定です。
慣れた地域とはいえ、幼いころから車移動が当たり前になっていた私たちが
明日は、列車で移動します。これもまたmasaにとっては新しく、
楽しい体験になることでしょう。
無事に平和な1日になりますように。