~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

どこにフォーカスするのか

全体の流れは目まぐるしい1日だったものの、
今日もまた書店の通路を散策する時間に恵まれました。
     ☆     ☆      ☆     ☆
それぞれの宇宙の中で、ストーリーを繰り広げる小説たちを
生み出す作家たちの世界をあれこれ覗き込んだ後は、
ひたすら時事問題や経済の現実に向き合う雑誌の表紙、
神仏との生活を通した気づきの本、
看護師をしながらYoutuberをしてブレイクした写真集
心理学からアプローチしようとする本たち、
サブカルチャーの棚には堀江貴文の刑務所の話や
『日本の貧困女子 年収100万円以下の壮絶人生と性の告白集』などというのもある。
各種占いの新刊がまとめて通路に平積みされ、
‟小学校6年間の算数を7日でおさらいする”という本は高齢者がターゲットらしい・・。
自己啓発、社会情報、業界事情、仕事の目標を叶える、史実を知る、etc,.
書店全体のほんの一部の通路を回っただけで、
様々なアスペクトからこの世に生きる人々の集大成の
間を泳いでいると、
「あなたはどこにフォーカスして生きていきたいですか?」と
問われているような気がしてきました。

‟あなたは冷蔵庫の中身でできている”というフレーズが記憶に新しいのですが
それと同じで、自分がどの本を手に取りたいかというのは
自分がどこにフォーカスして人生をつくっていこうとしているのか、という視点を
そのまま映し出している、ということを逆手にとって
そういう自分を客観的に見るバロメータになっているのですね。

普段忘れがちな、この自由。
つまり、この世界に居るにあたり、
どこにフォーカスするかの自由を与えられていて、
どこにフォーカスするかを選んでいるのは自分だということが
視覚的に理解できるワンダーランドでもあるこの場所が
今日も私をリフレッシュさせてくれたことに感謝です。
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家に帰ると『耳をすませば』が放映されていました。
おじいさんの名言。
 「慌てることはない時間をかけてじっくり磨いてください。」
が今の私に沁みました。

夕飯クリップ☆彡