~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

愉しい初詣♪

大勢の若者たちが我が家に集う大晦日を何年かやっていた時代は
その勢いで皆で初詣、何ていう年もありましたが、
その後数年の静かな大晦日の翌日は渋滞の行列がなくなるころに車で
初詣、というのが常になってきていました。

しかし今日は、穏やかな気候だったこともあり、午後になってから
歩いて初詣に行こうかということになり、いつもの氏神様へ。

う〜ん♡もうすぐ日が傾くというこの時間に
まだこの行列か・・・。元旦ムード満点です!!!
ここは、待っても、先頭に行きつくと、ちゃんと正面で、しっかりと一組ずつ神様に
向き合えるので、誰しも納得して並んでいます。

列の途中で手水場を通り過ぎるポイントがあります。
一昨年までは水が止まっていましたが、昨年と今年は辛うじて龍の口から水が流れています。
この手水場に列から外れて交代で手を洗いに行く人々の風景がまたのどかです。
ひしゃくが2本だけ置いてあるので、そういうテンポで丁度良いようでした。
なぜ、2本だけかというと、龍の口から流れ出る水は山から湧き出る泉の如く、
細々と一本だけなのでこれで十分なのです。
流れた水が溜まる部分は完全な氷になっており、
そこまで行ってみて初めてわかるのですが、
龍の口に届こうとするまでの足元は、こんもりと積もった雪がこちらも完全な氷になっていて
柄杓を手にしようとするまでも、かなりの冒険(^-^;アドベンチャーな感じ。

かなり必死な感じでありがたくお水を汲ませていただき、
洗う手水場もこの時期ならでは、今年ならではのスペシャル感満点でした。

午後も3時を回ってくるとかなり寒さが身に沁みます。
そろそろかしら、と前の方になってきた列の右手に見える絵馬処を眺めるポイントに
さしかかります。多くの学業成就(ここのメイン御利益なので)合格祈願の絵馬は
若者の魂が入っている気が重なり 見ているものを温めてくれる力がありました。
その中に混ざって、「家内安全。」
(お、王道!)と目が行って、次の瞬間思わず笑みがこぼれてしまいました。
だって、二行目
一攫千金、なんですもの(*^^*)
この絵馬を見た人の多くをきっと笑顔にしてくれることを意図して
書かれたのであろう、この方のお人柄に温められました。
3行目は、「良い一年になりますように」でした。

無事にお参りの順が回ってきますと、
中で御神事の太鼓が「ド〜〜〜ン、ド〜〜〜ン」と鳴り始めました。
masaと神様の前に立つと、必ずこれが鳴るといっても良いので、
今日もまた「よく来たのう」と神様が迎えてくれたね、といって嬉しくお参り
させていただきました。神様、ありがとうございます。
そして、
お決まりのコース、おみくじ処では、
今年は迷いなく御神矢をいただきました。

なぜか、神社に向かう途中、御神矢を持って帰る人たちが多く目に入ってきた
気がしたのです。今年は私にはこれが必要ってことなのかな。
そんな気がして。
          
「それで、いいのだよ」とお返事がありました。

引いたおみくじに入っていたお守り。‟当たり矢”。初めてです。
家に向かう道すがら、ピンクに染まりかけた空から
私たちを見守っているかのような一羽のカラス。「ありがとう」そんな気持ちでした。

元日ならではの、愉しさに溢れた初詣に感謝です。

そしてウイーンフィルのニューイヤーコンサートからも幸せを分けてもらえる
夜にも感謝です。