藤色
フィギュアスケートNHK杯の羽生選手、新しい衣装になって
ご本人がコメントで述べていた‟イメージ一新”は成功していた
と思うけれど、この、藤色って、脂がのりきった選手が必ず
行きつく色なのかな、なんて思いながら眺めていました。
どの色よりも優美だけれど、顔色が悪く映りやすく、そのせいか不安定さを
演技のどこかに引き出す作用力を持っているように感じてしまうのは、
ソチのショートで2回目のノクターンを滑った真央ちゃんのイメージが重なるからでしょうか。
あの時の衣装も、とても美しかったけれど、微細なミスが目立ってしまうし
もっというと、ミスを呼ぶ色のようなきがするのです。
昔々、私自身もmasaの小学校入学の時、それまでの人生の中で
一番あらたまった喜ばしい気持ちを表したい、と思った時
藤色のスーツを作ってもらいました。
でも、後から写真を見るとあまりよくないのですよね。
顔色があおっぽく見えてしまうのですね。
紫で印象的なのはもっと昔、
伝説の『ボレロ』を滑っていたイギリスのアイスダンスペアも
紫色の衣装でした。。でも、彼らはペールな藤色だけでなく、
濃い紫色とのコンビだったのです。
どうしてもペールカラーの藤色だとパーフェクトな演技のイメージが
持てない私の先入観を、羽生選手のパーフェクトな演技をもって
塗り替えてもらいたいものです。
今日は部屋が寒いです。
「寒い」と文句一つ言わずに湯たんぽを抱えて眠っている
masaの協力の上に無暖房生活が成り立っていることを
あらためて気づいていた1日でした。