~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

巣立ちの季節

朝、山から帰ってドロドロになったmasaのチャップスを洗おうと
ベランダの窓を開けると、なにやらゴソゴソと音がしました・・

ゴミ袋を内側からノックしているような音。
はじめ、お隣のベランダの音かしら?と思って見たけれど、
耳を澄ませると、間違いなくこちら側です。
生き物の気配がはっきりと感じ取れます。

何なに〜( ;∀;)?

恐る恐る覗いてみると、
草取りをしたばかりで、水分を蒸発させるために口を開いたまま置いてあるゴミ袋の中で
何物かが格闘しています。

(まだ、コワくて近づけない)
よ〜く見ていると、ケモノではなさそうです。

「あ、鳥だ・・」

どうやら刈りとった草のフワフワの上に降りたち雨宿りしているうちに
風で袋の入り口が折れてしまって、自力で脱出できなくなった
鳥のようでした。

それにしても、こんなところに自ら入り込むなんて、
なんて警戒心の薄い・・・と呟きながら袋の口を解放してあげると、
中から飛び出してきたのは鶯色の産毛っぽさを残した
小さな小鳥でした。

体長5センチ位というところでしょうか。

袋から飛び出して、私の前に表した姿のまま、
「ふ〜〜〜っ」と息を整えている姿があまりに可愛くて無防備です。
きっと巣立ったばかりのひな鳥だったのでしょうね。

特に負傷はなさそうで、気を取り戻したら元気に飛び立っていきました。
それにしても、ねえ。。可愛すぎました♪。

      ☆     ☆     ☆     ☆
今日はどうやらそういう日の用で、
私たちは、今朝すでに山へ向かう途中の峠道で、行動不審〔(*^^*))な小鳥に
遭遇していました。
山道を登り始めたところで、車道の真ん中に居たその子、
私たちの先導をするかのように、妖精のように飛びながら前を進んでいくのですが、
それがね、
鳥なのに、
道に沿って登っていくんです。
急なカーブも、傾斜も、結構いくつも出てくる道なのに、
律儀にその車道に沿って、飛んでいくのですね。

私たちを先導しているのか、私たちが追いかけているのか、
途中でわからなくなってしまうくらい、結構な距離を
一緒に進み、とうとう峠を越えてしまいました。

その子は、大きめのバッタのように、飛んだり降りたり、飛んだり降りたり
の繰り返しで進みます。きっと長時間飛べないのね。まだ。
でもとても速いので、怪我はしていません。おそらく。

鳥なのに、忠実に車道をなぞっていくその行動が、
とても不思議でなりませんでした。
どうして、車道の脇に行かないのかしら・・野鳥でしょう?あなた。。

と語りかけながら運転している私の声に、masaはいい感じでウケていましたが・・。

一山こえたあたりで、やっと道ではないところによけることを
気付いたらしいその子を通り過ぎながら、
この子もまた、巣立ったばかりでパニクっていたにちがいない、
と、帰宅後の一件の跡理解しました。可愛い♪
      ☆     ☆     ☆     ☆
パニクる、といえば、今日は生き物のそういう姿を続けざまに見たような気がします。
masaの横で、草を食んでいた春ちゃん(馬です)。
                   
繋がれている紐をまたいでしまったことにも気づかず、
それが自分が身体を動かすと足に絡まるのに、
足を抜く術は考えられないらしい・・・。

暫くするうちに、自分が食べたい方の草へ気ままに体をむけてしまって
足に紐が巻き付くような状態になり、
本人がやっと気づいた時にはパニクっているので
もっと絡まり、完全にパニックになり危うく足を痛めるところでした。

一方、馬場の中でmasaをのせているmonta号は、
昨日までの雨を含んだドロドロの箇所で足を滑らせ、ズズっと転びそうになるのに、
またそこを通る時、同じように転びそうになる・・・って
それを4,5回は繰り返して、それでもmasaもmontaもそこを避けようとしない
のか、避けることを忘れてしまうのか・・・(^-^;。
この人たちはパニクらないけれど、
動物的にはどうなの?な動きでした。

今日は動物たちが何かそんな風になる空気があるのでしょうか・・?
良い日曜日でありますように。