~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

ピアノ部屋の防音壁(修繕編) 

週末にお引越しを控えたtomokoちゃんとのウオーキング
キャンセルになったので、荷造りに励んでいるであろう彼女の姿にならい
私も、防音壁の修繕をやってしまうことにしました。

以前のブログに綴りましたとおり、
遮音シートの上に張った吸音ボードは、5センチ厚の圧縮ロックウールです。
ロックウールのMGボードは80kg/m.m以上で、密度がグラスウール(GCボード)よりも高い(=重い、吸音率が高い)
そしてカビなどの心配もありません。
これがガラスクロスで包まれているのですが、製品サイズのままでは使えなかった幅の
梁の部分は、タテヨコ共にカットしました。

カットは問題なくできたのですが、、
包み直す時にロックウールとガラスクロスがずれないように
ぴったりと接着させる接着剤を当初持っていなかったのです。

それで、クロス同志が裏で重なる僅かな縁の部分だけに
両面テープをつけて(クロスにしかテープはつかないので)なんとか包んだ形に戻して、
その縁の部分に頼って壁に貼り付けていました。

約50cm×80cmの5センチ厚のボードは片手で持つのが
やっとくらいの重量なのに、そのボードを密着できないまま額縁状にくるんだクロス部分だけで
壁に接着して支えていたのですから、中身がずれて落ちてくるのは目に見えていました。
でも、10日くらい何事もなかったので、
意外と大丈夫かな?・・と思っていたところへ、やはりズルズル・・と落ちてきたのですね。

広い壁面の部分は、全てジョイナーを使って、枠留めできているので問題ないのですが
梁の部分は、枠を支える底辺がないので、枠がつけられず、ボードそのものを
接着するしか方法がありません。吸音ボードをしっかりと包むために
ロックウールとガラスクロスを接着できる材料が必要でした。
ホームセンターのお兄さんにきいても「材料が専門的過ぎて・・」と全くわからず、
一時は途方に暮れていました。

でも、調べているうちに、接着できそうなスプレー材を発見、
これが昨日到着。再び作業開始です。

ボンドテープやガムテープで辛うじてつなぎ合わせていた
裏面のクロス部分を全てほどき、接着剤がよくつくように、クロス部分に残っている
ロックウールをこそげ落とします。
それ用のヘラを購入していたのに、どこかに紛れてしまって、
代用品を台所に発見しました。もんじゃ焼きのヘラです(#^^#)。
               
これで、カットしたボードを剥がした後に残っている繊維を
もんじゃのように、こそげ落とします。

そして、ロックウールがむき出しになっていた裏面の中央部分にも
新たに購入したFRP用のガラスクロスを貼り、そのクロスと
表面を包んでいるガラスクロスが接着するようにして全体がクロスで覆われた形に接着しました。
ボンドスプレーZ3で、両面テープではできなかったロックウールとクロスの接着ができました!!

これで、もうずるずるとしたかんじはなくなり、ぴったりとクロスに包まれた
ボードが再生♪。

完全に落ちてきていた2枚を補修し、残りの2枚もやりたくなったのですが、
ボンドスプレーが1本では足りなかった・・・。大きなスプレー缶なので余裕だと思っていたのに〜(>_<)
たった2枚と小さなパーツを貼っただけで、空っぽになってしまいました。

時計を見ると、ここまでで3時間。
残りは、またボンドスプレーの注文からやり直しです。

1日で完了することができず、作業は
持ち越しですが、すっきりぴったり直る方法が分かったので
安心しました。怪我の巧妙で、カルムーンシートという低音域の振動を
軽減できる金属性のシートを吸音壁の内側に貼ることもできました。(吸音材では防げない低温域の振動への救世主)

カルムーンシートは、ピアノの下側(響板)をカバーするボード(自作)にも貼り付けました。

このような体験を経て、今なら
クギを使いたくないDIYで遮音吸音、ピアノ本体の防音、防振に使用する
材料と必要小物のお薦めをお伝えできるのではないかと、自負するまでに至りました(*^^*)。

安心が少しでも大きくなってきたことに感謝です。

夕飯クリップ☆彡