~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

6時間と7時間の差(睡眠)

masaを迎えに行く駅そばにある書店は、小さいけれど
選書は時々個性的な、本屋さんです。

そこで目にした一冊、最近はやりの‟マインドフルネス”の指南書的
新書に興味深いコラムがありました。

睡眠時間についてです。
もともと睡眠不足にはめっぽう弱い私は、10時30分には寝ないとならない
乙女でした。母は簡単に眠れないタイプ、父は10時にお布団に入るタイプでしたので
単純に父に似たのだと思っていました。

しかし、社会が広がるにつれて周囲の人々の睡眠時間が4〜5時間というのも
珍しくなく、6時間も寝れば十分という感覚が普通なのだという
事を知り、寝すぎは良くない、という説も目に入ったりして
自分の睡眠時間は長かったのかな、と思っていました。

でも、最近の脳科学の本を見ると、7〜8時間は脳は眠りたいのだと。
寝ている時間に身体がすることは起きている時以上に大切なので、
睡眠時間を削ることは、体や脳のメンテが未完のまま蓄積されるらしいのです。
短くて大丈夫、というひとは、実際の人数よりずっと少なくて
遺伝子的にそういう人もいるけれど、殆どの人は大丈夫と思いながらも
本当は睡眠が足りていないのだということです。


前述の本には、睡眠が6時間の人と7時間の人は寿命に差が出る、とありました。
たった1時間と思っても7時間に満たない日を継続していくと、脳が大きくダメージ
を受けるのだそうです。

新たな研究では、6時間以下の睡眠を続けている人は自分では「ちゃんと睡眠を取れている」
と思っていても徹夜した人の認識能力とほぼ同じであるという研究結果が明らかになったそうです。

〔全く眠らない人、4時間睡眠、、6時間睡眠、8時間睡眠で2週間テストをした結果だそうで、
最も結果が良かったのは当然8時間の人。
4時間の人も明らかで、初めから低い結果を出し続けたとのこと。
最も危険なのは6時間のグループで、最初のうちは問題ないように見えたものの、
10日目を過ぎたあたりから変化があり、実験の最後の数日は2日間全く眠らなかった人と
同じくらいの認識力パフォーマンスを示したということです。〕

例え認識力が低下していても、睡眠6時間のグループの人は「睡眠が足りていない」と
自覚していないのが特徴で、この理由は、眠りをとらなかった人々は時間が進むにつれ
自分の眠気レベルを高く評価していく傾向にあるからなのですって。

東京に住んでいる人の平均睡眠時間は5時間44分。世界的にも短いのだそうです。



・・そういわれてみると、高校時代、クラスで飛びぬけて天才肌だった2人と
兄弟が全員東大だった末っ子のS君に共通していたことは
「夜8時〜9時に寝る」でした・・・

本来の自身の睡眠時間が極端に長いものではなかったのだと、ホッとすると同時に
脳のためにも身体のためにも
‟少し寝不足”を続けてしまわないように、睡眠時間をもっと尊重し改善しようと
心引き締める今宵です。

夕飯クリップ☆彡