『365歩のマーチ』
『三百六十五歩のマーチ』を知っている世代は
今や日本の人口の半分くらいなのでしょうか。
熊本の水前寺公園にゆかりのある名前で
地震のお見舞いコメントを述べていた水前寺清子さんを見て
ふと思いました。
私はこの歌の頃、ギリギリ生まれていたくらいだと思うのですが、
「さ〜んぽ歩いて二歩さがる〜♪」という歌詞が、きっと遊びみたいで
楽しく響いたのですね。3歳でこの歌でのど自慢のステージに挑んだらしいです。
それはともかく、
1番の歌詞はしっかり歌えるのに、2番3番は殆ど歌ったことがなくて、
殆ど覚えがありませんでした。
‟人生”の本番を歩む前の子どもにとっては、理解が及ばなくて興味がなかったのですね。
明日のmasaの演奏タイムでこれを入れることにしたので
歌詞カードを見ながら歌ってみましたら、、
なんともぐっとくるのです。
" あなたは いつも 新しい
希望の虹をだいている〜♪”(2番)
‟しあわせの 隣りに居ても
わからない日もあるんだね。
一日 三百六十五日 一歩違いで逃がしても
人生はワンツーパンチ
歩みを止めずに 夢見よう
千里の道も 一歩から 始まることを信じよう・・・”(3番)
けなげなこの歌詞を、思いっきり元気の良い
四分音符で歩きながら歌ってみると
自分で自分にエールを送っているみたいな、
じ〜んと胸に震えがきました。
自分で歌った方が実感する歌だと発見です。