~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

母の心

お昼テレビをつけたら、高校野球は延長12回に入っていました。
先攻の明石商業の攻撃が終わる直前でした。
龍谷大平安に攻撃が移ると、とうとうロングヒットが出てしまいました。
ノーアウト2塁。
そして、1アウト3塁となったところで、
続く7番、8番バッターを敬遠し、満塁策に。

もう投球数は160球を超えていました。

野球のエリートを集めた私学のセミプロ野球が普通の景色になりつつある
この聖地で、公立高校の制約のなかで勝ち上がってきたチームを
今、一人で背負って立っているように見えてしまったピッチャーの
お母様は、どんな気持ちでこのピンチを見ているのだろう・・・と
ふと思い浮かべた次の瞬間、自分が‟母‟になってしまいました。

追い詰められた場面に一人立ち向かっている‟我が子”に
何とも切ない思いになっていました。


9番バッターとの勝負、
一球一球、涙が出そうな緊張感でした。
最後は空振り三振!! 思わず拍手!パチパチパチ〜。

そして、2アウト満塁となった最終バッターは
1番へ帰り、
セーフティーバントを2回失敗し、
一瞬行けるかな?というこころの緩みが、応援側に生まれた空気が
微妙な緊張のバランスを崩したように見えました。
追い込んだ4球目、後の無いバッターのフルスイングに、
ボールは右中間へ飛んでいきました。

あ〜〜〜〜〜

残念。「よく頑張った。。。」と目からこぼれそうになる涙を感じながら
お皿を洗っていた‟母”でした。

涙腺に来るほど感動したのは、このところの色々で固くなっていた心が
少し緩んでいたからかな。
感動をありがとう。。。

masaにも人々に感動を与える若者になってもらいたい。
思いを新たにする今宵です。

夕飯クリップ☆彡