メッセージの声
夜、帰宅すると家の電話のメッセージランプが点滅していました。
遠く離れた友へのバースデーカードが届いたらしい。。
ピアノを弾きながら嬉しそうにハッピーバースデーを
歌っている女の子のカードを送ったその友は
『穏やか・純真』を絵に描いたような人で、私がずっと若いころ
優しさを教えてもらった人です。
病が入り込む隙間など無いようなしっとりとした生活をしていたはずなのに
いつの間にか体調に心配の種が発見され、一進一退ながら、体調の変化に
きっと孤独な思いで頑張っています。
今夜は、そんな彼女のベルベットでくるまれたような
暖かい声が聞けて、あの頃教えてもらった優しい気持ちを
また思い出しています。