~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

命のつながり

夕刻、masaのボーカルレッスンを待つ間、お借りして見ていた新聞に
先ほど発表されたTHE(times higher education)の世界大学ランキングに
目が行きました。

世界学術ランキングで発表されていた
ハーバード、スタンフォード、MIT、ケンブリッジなどを下に見て
calテク(カリフォルニア工科大学)が1位になっていたからです。

masaに残されたたった二人の従弟姉妹の妹がmasaと同じ年生まれで、
この大学に通っているはず。10歳上のしっかり者のお姉さんに比べて
甘えん坊のイメージがぬぐいきれない彼女が行ってる学校?
そんなにレベル高くなったの?
目が丸くなってしまいました。

もともと5人組だったmasa世代の いとこ たちは
女性2名が理系の一線で、masa以外の男性2名は天に召されています。
そしてmasaはどちらにもつかない異色の存在。
もともと商家である本家を継げそうな子孫が一人も残らない図が
このランキング表を見た瞬間に、見えてきました。
5人も授かっても、こういうこともあるものなのですね。

もともとmasaしかいない私の実家と結局同じ状況。

話が飛躍しますが、
日本をはじめとして世界が経済的成長と学力や技術の向上を偏重しすぎた今、
‟いのちを繋いでいく”ということをちゃんと考えておかなくてはいけない
と警鐘を鳴らされているようなきがします。

経済的、文化的、教育的、あらゆる側面で価値のあるものを探求するにしても
そのおおもとに 人が継承すべき『命』があるという意識が薄まらないようにすることが、大切なのだと思います。

そして、生命の発信元である親は個々の能力の最大化を目指すにせよ
それに並行して、次世代の者に何を継承してもらうのか
何をつたえておくのか、ということをはっきりして育てるという
昔の当たり前にもう一度立ちかえることが、自分の命を大切に思う意識を持たせることにも繋がっていくのだと思います。

命のつながりの中に自分は支えられて生まれ、
継承していくべきことがある、という精神的な環境にあってこそ
自分一人で折れてしまう訳にはいかない、という生命維持へのエネルギーに支えられて
何とか生きて行けるようにできているようにも思います。


今日は空を仰ぐ暇をみつけることなく、夜になりました。

明日は少し外の空気を感じたいな・・と思う今宵です。

夕飯クリップ☆彡
                
                ロールキャベツ・・1/2玉で買ってしまったキャベツから何とか4枚はがすことができました♪