パズル感覚に興じる

この時間になって思えば、今日の疲労のピークは午後4時ごろだったようです。

あの時は（って、今日のことですが）、ソファに腰を下ろしてお茶を飲みたい欲求と
少しの眠気と空腹感が三つどもえで私を誘惑し、全ての用を済ませて家の中に
戻った瞬間のことだけを、ただひたすら考えていました。

そして、その瞬間が叶い、2杯目をコーヒーにしてソファに座り
新しいレース編みパターンの本をめくりながらくつろいだと思った次の瞬間
パイナップル模様のパターンを変形させるための編み図を頭の中でパズルのように計算することに夢中になり、
masaのピアノ練習が遠くに聞こえていた夕刻を過ごしていました。

夕方の自分は、‟もういつもよりずっと早めにお風呂に入って寝よう！”
ということしか考えられなかったのに、
小学校時代の先生からの電話がきて、暫くお話しているうちに
夕飯支度がとてもとても遅くなり、ここで‟体力の限界・・・”と呟きながら
なんとか夕飯を並べ済ませたところで力尽きていたはずなのに

ホッとしたのか、

先にとりかかっていた編み図のイメージが、実際のところ形になるのかどうか
検証したくなり、編み針を手にしてしまいました。
　　　　　　　　　　　　　　
そして今。(^-^;。
まっすぐのブレードを、円形にするために、・・
‟直径の約3倍が円周だから、1センチ(1段）編むごとに全体で3センチ
増やせばいいんだから・・・
と、目の増やし方の割り振りを計算し、組み合わせていく作業は
算数のパズルの感覚だと気づきました。

楽譜は数学だというのを聞いたことがありますが、
編み物も算数のようです。
棒針編みは関数っぽい算数ですが、かぎ針編みは色々な組み合わせの算数で
ここが興じられる要因かな。

今日のように編み目を自分で決めていくような作業がある時に
決まって夢中になって、明日から夏休み♪みたいなモードで
時間を投げ出してしまいたくなる自分の性質に、気づきました。

私が編み物でリラックスできるのは、
このパズルのような遊びの中で形を創っていくというところに
脳内のどこかが快感を感じている・・ということのようです。

このまま後先見ずに、完成までやってしまいそうだったのですが
このブログのお蔭で
明日に影響しない程度のところで手を止めることができました。

夢中になれる時間に感謝して、ゆっくり体を休めたいと思います。
ありがとうございますを1000回。