~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

夜のフードコート

急なお誘いではあったのですが、
‟青年”の夜の集まりに声をかけていただいたmasa
子ども劇場の事務所へ送り、私は近くのショッピングモールでお迎え時間までの
数時間を過ごすことにしました。

事務用品を買ったり、糸を見たりして、書店に入ったら
あっというまに2時間経過。お腹が空いたのでフードコートで一人の夕飯だわ、と
お店を見ながらフラフラと行ってみました。
時間は午後8時。こんな時間にフードコートに来ることもないので
すっかりガラガラだと思い込んでいたら、あらあらそれは大間違い。
空席を見つけるのが大変なほどで、昼間と比べてもかなりの混みようでした。
こんな時間に、こんなところ(と言っては何ですが)で食事をする人が
こんなにたくさんいるなんて、びっくりです。

昼間はいつも並んでいるパンケーキ屋さんは空いていたけれど、
さすがに夜のパンケーキは・・・。
結局、フードコートに立ち戻り、お豆のサラダをつつきながら、後の時間を待ちました。

さて、そろそろ時間かな?と立ち上がって辺りを見回すと
『お持ち帰りギョーザ、金曜日限定価格!』という看板を発見。
きっと、あまりお腹いっぱいになって帰ってこないだろうな、と
masaの分だけ購入したのですが、買い慣れないので、注文してから待つのだということを
知らなかった私、番号札を渡されて、「あ、今から焼いてくれるのね。
結構待つのね。」とわかったので、糸を取り出し編みながら待っていました。

やっと呼ばれて受取りに行くと、

「待ち時間に 編み物 なんて、素敵ですね!」

なんて・・・
‟ギョーザ”のカウンター越しに言われるなんて、
明らかなフェイントでしたので、照れてしまってたじたじでした。
「ありがとう、あなたの笑顔の方がずっとすてきよ。」とでも言えればカッコよかったのですけれど。
アイドルを見つめるような視線で、「素敵」という言葉をかけて頂いたのは
何年振りでしょうか。

ちょっとしたことでも、思わぬところで見られていた誉め言葉は
心に光の水をさしてくれたかのように、す〜っと自分の表情を変えていたのを
感じました。

『相手を生かすぬくもりのある言葉』を発せられる彼女の透き通った笑顔こそ
本当にきれいでした。
こんな風に光のシャワーを振りまける人に私もなりたい、と思わされました。ありがとう。