北海道産が幻となっているホクトシメジ
少し前から、宅配されたりお店で見かけるホクトのシメジが
‟北海道産”でなくなっています。
これは、苫小牧にある道内唯一のシメジの生産センターが火災に合い
再開の見通しが立たなくなっているためです。
自然豊かな土地柄ゆえに、他地域に比べれば地物の舞茸やシイタケなども
豊富にある方だと思いますが、大量に流通していた安価なシメジは
現在すべて宮城産か長野産になって、北海道産回復の見通しがないと聞くと、
この表示を見る度に心が重くなります。
長野からわざわざ運んでくるロードファクターを考えると、
美味しくて体に良くて経済的だから、とせっせと食べているうちのかなりの割合が
輸送に必要な燃料の消費に加担していることになってしまうからです。
東北なら、まだ少しは近いのかな、とも思いますが
ホクトの生産センターは長野県に7か所、と集中していて、
そのため道内に運ばれてくるシメジは長野産が圧倒的に
多そうです。
これまで当たり前に地元産のシメジを消費できていた有難さを
今感じています。
さて、異常な蒸し暑さは今日も継続していました。
お昼は自然にお素麺しか考えられず、でしたが
サラダに実山椒の水煮をたっぷり和えてみました。
これは、昨日marie先生の話題にのぼった山椒の爽やかさが頭をよぎって・・
キュウリと大根にサバの味噌煮缶をほぐして混ぜ、マヨ少々とゆず酢、
そして実山椒をたっぷりまぜました。夏らしいサラダがこんな風にもできるのですね
前述の、はるばる長野から来ているシメジは、さっと蒸して醤油漬けになり、
夜のサラダはパプリカとパセリの風味でいただきました。(練りごま+オリーブ油)
夏だからこそ楽しめる、季節の香りの実やハーブで季節を満喫することが
この暑さからの贈り物でしょうか。
ありがたく、いただきました。