夏のうつろいの中
突然ですが、アホウドリって地球上に4000羽弱しかいないのですね。
地球全部で4000って、東大生の一学年より少ない。超エリート!!
そういうことじゃないか・・。でも地球上で十何番目かの大学の1年生に
行き当たる確率もかなり低いとおもうのに、それよりもずっと少ないなんて思ってもいませんでした。
その実は、地球上って言っても‟東京大学”のように、生息地が地域限定だからなのです。
(鳥島と尖閣諸島にしか生息しない。)名前がポピュラーなせいか、
そのような希少な鳥だという認識をここにきて初めて持ちました。
自然界にある種の数の底しれなさを思い知らされるところです。
さて、我が家の小庭にこの花が咲き始めると、晩夏の兆しです。
ゲンノショウコ
まだ7月なのに、とうとう咲き始めました。
この花が咲くと、ユリの花びらがハラハラと咲き落ちていくのです。
ラベンダーの紫が色あせていくのです。
真夏の蒸し暑さに生き生きと色づく花は、紫陽花のひとり舞台になりつつあります。
茄子の実が実り、ヒトの身体は熱を体内に蓄積してバテている・・・。
私の身体が今日、そんな感じでした。
軽い熱中症かと思うような、熱が身体から出て行かず、耳も膜が張ったようになって
偏頭痛も内臓も弱っている感じでした。
こういう日は夕飯といえどもやさしく・・・。
お腹にやさしく、体の熱を取ってくれる野菜を添えました。
自らも、自然界に属する種の一つという存在である繊細な身体を
受け持っているに過ぎないということを、しばし感じて
真夏の夜、少し身体を頭を目を心を、休ませましょう。。。