~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

「ありがとう」をいう時

「ありがとう」という言葉は、masaとの1日の中で幾度も登場することばですが
発する「ありがとう」もうけとる「ありがとう」も、何となく口癖のようになっていた
ところがあって、今日は少し思いも込めて聞くことを心していました。
音にすれば言霊は同じといいいますが、
心をこめた「ありがとう」で受け取れる癒しは、豊かな感情を運んでくれる
厚みのあるコミュニケーションを生んでくれるのだと、見直しています。

思い立ったきっかけは
よく利用するお店での「ありがとうございました」の違いに気づいたからです。
どちらのお店の「ありがとう」も、笑顔いっぱいで親しみを込めてくれているのは
伝わってきますが、片方のお店の「ありがとう」は、何度も聞き重ねるうちに
‟本当に感謝を込めて発せられている”ことが気持ちにしみ込んできているのです。

言い換えれば、‟よい関係をつくりたい”というような目的意識で止まっている
「ありがとう」はその場で消えてしまう泡のようなところがあるけれど、
感謝の気持ちのような‟思い”が入った「ありがとう」はもっと深いコミュニケーションを
とれる言葉に変容するのだと思います。

こう考えると、これまで発してきた「ありがとう」は、
丁寧に言っていたとしても、挨拶や礼儀や接遇の範囲にとどまっていることが多かったな、
と思います。特にmasaと交わす日常的な「ありがとう」についてはそうなっていました。

「お皿、あらってくれたね。」
「ありがとう」

「カーテン閉めてくれたね」
「ありがとう」

(ドアを押さえて待ってくれていて)
「ありがとう」

こんな小さなありがとうにも、一つ一つ思いを込めて目を見て発すると、
言葉の外で行き交う情報を感じ取ることができます。
豊かな気持ちになります。

メールでは伝えられない、肉体のみが発することができる生きた言葉を使おう、と
この一言から学びました。
             
              夕飯のグリーンアスパラは道産の初物でした。
              とっても柔らかくて「お〜♪,hokkaido〜!!」と思わず
              ニンマリでした(*^-^*)。スープに仕立てた春のカブと共に
              大地の恵みに感謝です。