~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

ブラウンシュガーのレモンジャム

朝と呼べる時間まで夜更かしした昨晩
ゆっくり目覚めた今朝の、外は承知の吹雪模様でした。

ゆっくりの休日にすることにして、朝食を珍しく洋風にしました。
スクランブルエッグとカンパーニュ、フルーツにミルクティ。

そして、キッチンの片隅で、「僕たちこのままでいいですか?」と
肩を寄せ合っていたレモンのジャム作りにとりかかることにしました。

そういえば、朝、二度寝をしてしまいそうなときには
レモンの果汁を飲むといいそうです。それで、眠気をひきずっていた今朝、
自然とレモンに惹かれたのかもしれません。

さて、
皮を剥く作業は、テーブルに座ってゆったりと。
これが終わればあっという間です。
実を剥いて、薄皮と種をお茶パックにまとめて、
お砂糖と一緒に火にかけます。   
白いグラニュー糖で作れば、きれいなレモンイエローになるのでしょうが、
あえて粗精糖を使うので、私のレモンジャムはいつもブラウンです(#^^#)。
              
瓶に詰めて、少しだけ余ったジャムを
masaの紅茶に入れてあげました。
本来のレモンティは、レモンを入れるのではなく、
レモンジャムを入れていたのではないかと思うのです。
メイプルシロップのミルクティ一辺倒のmasaのガッツポーズが出ました(*´▽`*)。

 朝入ってきた悪いニュースのことは、この数日の駆け引きに集中していた心配が
 放たれた結果、この3か月の囚われの身でいた間継続していたであろう苦しみに
 想いが広がってしまい、努めて平和な生活を自分の中にクローズアップしようと
 していたことは否めません・・・・。

朝食が遅かったこともありましたが、すっかりお昼を忘れていた私。
夕方が近づいた頃masaが急に寒そうにしはじめたことで、それに気づきました。
代謝が高い若者は、食料補給が抜けるとそのまま低体温になるようで、本当に分かりやすいです。

夕飯もスローペースでした。
さっぱりと食べたかった三つ葉とゆで豚のサラダは、ジャム作りのときに
塩漬けしておいたレモンを3枚くらいみじん切りにして和えました。
玉ねぎベースの醤油ドレッシングと、ネギのドレッシングを少し使い。
               
スープはアサリと白菜です。
ニンジンと春菊はナムルにして、久しぶりのブリ。

背後のテレビからはメンデルスゾーンのイタリア交響曲が流れていました。
視覚的に聴けるオーケストラの演奏は、
演奏風景を観ることで、音楽を奏でる平和の風景に慰められます。
大勢の奏者が一同に会して音を合わせることは、様々なことが整って初めて
成しえる平和の象徴・・・。

地球上には限られた土地しかないけれど、自然の恵みとともに、
こんなに美味しいモノもあるし、音楽を奏で歌うことも、笑うこともできます。
地球上が音楽で満たされれば、戦争はなくなるの、
と言っていたカフェのご主人の言葉を思い出し、争いのない土地が少しでも増えていくように
願うばかりです。