~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

クリスマス第一弾は・・

今日のクリスマス演奏はいつもお世話になっているホームのイベントでした。
開始時刻を知っているだけで、出番も、全体のプログラムも趣向もわからず
出かけてみました。
イベント企画の施行詳細を事前に知らせてもらえない、
という体質にはある程度免疫はついていたものの、今回は演奏が関わることなので
ナーバスになっていましたが、行ってみて
、予め演奏時間の連絡は完了していたにも関わらず急に「2曲にしてください」、とフロア責任者の方がおっしゃると思えば
そのままでいいので、少し詰めてください、と進行担当の方に言われてみたり、
15分なのか、20分なのか、30分なのか、演奏の持ち時間について分刻みで合わせることが
常識的に前提で、それに合わせて準備をしてくる音楽のイベントとはかけ離れた感覚です。
イベントのお楽しみ部門の管理が、私から見るとあまりにも大ざっぱで
(このような事は普段ステージイベントを扱わない方々が運営するイベントでは、
ままある事だと、理解をつんできたつもりではあっても、)
そういう意味ではある程度心の準備をしてきていて良かったデス。
‟来ました来ました・・”という感じ。

なんだかんだと、会場での準備に目途がついて
2階でお仕事中のmasaを迎えに行くと、・・・トナカイの着ぐるみ
渡されていました。え?これ着るの???
何年か前にロビーコンサートの時にRくんが着ていたのと同じ、あれです。
ホントに、なんの前振りもないのですから・。演奏しにくそう・・。

せっかく赤いセーター着てきたのにねえ。

・・・で、お着替えしてみますと・・・
背中のファスナーが壊れていて閉じません。
それで、それを隠すために、赤いセーターを上に着ることになって、
まあ、良かったというか何というか。
暑いよねえ。(楽器のセッティング場所はパネルヒーターの前・・)
      
でも、masaは嫌な顔一つせず、どころか、お昼のクリスマスビュッフェを
いただく時も、トナカイを頭からかぶったままで、
まあ・なんて素直な。。。。
と外から見る方は”微笑ましい”で終わりますが、
やはり、私の予感は的中しました。
午後の部になり、スライドショーやプレゼント抽選会が始まったころから
「ハックショ〜ン!!!」とはじまったのです。
まずは、すぐ汗をかいて冷えてしまうmasaの体質。着ぐるみの中で
あせが冷えていました。そこで敏感になった鼻粘膜を
おそらくは着ぐるみが発していたホコリや汚れが刺激して、反応。
鼻水が止まらないレベルでくしゃみの連発。
高齢者の集まりですから、皆さんくしゃみには敏感ですよねえ・・。
でも、多分これは風邪じゃありませんから。って言っても・・居づらかったです。
          
あ・・・。
演奏を担当した時間枠については、好評をいただき、
お帰りになるご家族の皆様、スタッフの方とも口々に直接お声掛けいただけました。
スタッフさんからは
「会のクオリティを上げてもらった」なんていう言葉をいただいてちょっと複雑でしたが、
喜んでいただけたことに変わりはないので、嬉しく受け取りました。
予定通りの仕上がりでお楽しみいただけたようで、ホッとしました。

少しづつ、場所と状況に左右されずに準備した演奏を言われた時間できっかり仕上げる
ということが普通にできるようになってきたことも、このような多様な機会をいただいて
きたからこそだと、終わってみれば感謝の一言に尽きる、会となりました。

前後に色々さすがに夕方家についた時は、チョコレートケーキのすがりつく私・・。
             
甘いモノだけではぬぐいきれない疲れを感じながらも
目の前で、相変わらず水鼻を垂らしているmasaが、1時間後のプールに行く気満々
なことに、若さを見せつけられました。

くしゃみ全開でしたが、原因が着ぐるみにあると踏んでいたので、
プールで鼻・喉が洗われれば良くなる気がして、最後の力を振り絞って(といっても運転するだけですが)プールへ。
帰ってみると、案の定、症状はぴったり収まり、鼻水止めの薬などを飲むよりも
ずっと早い回復ぶりでした。分かりやすい身体デス。

長い1日でしたが、普段見ることのできないスタッフの方との関わりを垣間見ることもできて
置かれている幸せに感謝を重ねることになりました。

次回のクリスマス演奏は、初めて伺う場所なのでさすがにトナカイの着ぐるみは待っていないと思いたいです(;´∀`)。