~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

こういう時もある

バンクーバーオリンピックで、2位に甘んじた浅田真央さんが
涙を抑えながら答えたインタビューのことばが頭をよぎります。

「・・あっという間に、終わってしまいました・・・・」

あの時、どれだけ精度を上げる練習を詰めて、仕上がっても仕上がってもやっていたのか、
そんな背景をずっしりと感じたコメントでした。

今夜はあの時の言葉がそのままぴったり当てはまる
力が抜けた感じです。
masaの演奏、ミスは殆ど気になりませんでした。
誉めてくださった方もいます。

しかし、仕上げて行ったつもりで何度も聞いていた彼の演奏と
全く別物になっていました。
‟らしさ”を思い出すまでに3分の2くらい行ってしまいました。

ふぅ。こういう時もあります・・・。

純粋にソロ演奏の出来不出来だけではない
当日になって起きた小さな出来事が消化不良の感情に起因しているかもしれません。

反省と分析は必要です。
でも、感情的評価は自分が生み出しているだけのものだから、
それがハッピーなものでない時は早めになくすことにします。

こんな1日の終わりは、テレビに映るスポーツ選手達:ひたむきに頑張る人々
に感動する気持ちがぐんと強まり、癒されている自分が居ます。

イタリアの記者に意地悪な質問をされて、イタリア語に切り替えて答える本田選手、
フリーの6分間練習で衝突して頭とあごから出血しながら、
棄権せずにフリーを滑った羽生選手、
どこの世界にもある逆境のなかで、がんばっている人達から
居ながらにして元気をもらい、幸せをいつも以上に敏感に感じられるこんな日に 
感謝です。

masa、また一つ終わったね。
ありがとうございました。