~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

前へ進む人々と共に

秋晴れの日曜日、或るイベントのお知らせをポストしていただいていたこと
がきっかけで、どうしても行きたいところがありました。
           
思いをそれぞれが抱いて、発信しようと集まっている人々の
生み出すエネルギーをひしひしと感じる空間でした。
             
おいしそうなこだわりパンや、顔なじみの蜂蜜やさんも
いらっしゃいました。    

廃材を使って、木工家具を生み出すブーニーさんは同じマンションのアーティストさんですが
作品の並ぶお店をちゃんと見るのは初めてでした。 良い木を活かして、丁寧に再生するお仕事を
地に足をつけて続けていらっしゃる姿は、今日そこに集まる他の店主さんたちに共通する
‟良いと思うこと”をまっとうして生きていく大切さを教えてくれます。
  そんな彼の手から生み出された、お店の中で一番小さなモノを購入♪
ちょうど新しいものが欲しいと思っていたコースターです。

これは 布ナプキン。  
数年前から知人からその良さを伝え聞き、本などで体験などを読むごとに興味をもって、
見てはいたのですが、オーガニックコットンなどで作られてお店に並ぶものは、色も値段も
汎用性に欠けるし、今ひとつ説得力に欠ける感じで敬遠していました。

パステルのように並んだ、こんな品ぞろえを見たのは初めてだったので、衝撃♪
全て、天然の草木染で染められたネルでできています。ヨモギ、とかアイ、マリーゴールド、ローズウッド、
ラベンダー、玉ねぎ、・・・森彦さんのコーヒー、っていうのもありました。
染料が先に入っているために、布についた汚れはぬるま湯だけできれいに浮き上がりおちてしまうそうで、
なんと、その方が3年愛用した‟現物”もみせていただきました。信じられないけれど、売っているものと同じ、
まったく違和感のない状態でした。
こんなに、使い易そうだったらいいかも・・・。

ここに集まる人達の、もう一つのエネルギーは、良いと思うことを自分がしているだけでなく、
広めよう、シェアしよう、と動いていること。
沢山のエネルギーを感じ、学ばせていただく空間に呼んでいただいたことに感謝です。

午後は、ユニバーサル・カフェで開かれていた参加型コンサートへ。
                   
全20組 32曲のロングバージョンの中で繰り広げられた、生命感あふれる響きは、
masaがピアノを始めたばかりの響き、練習の初期で苦戦していた4声の弾き方、などなど、
通ってきた道のりを懐かしく思い起こすだけではなく、その時持っていた、生き生きとした音
‟いい”響きを思い出させてくれました。
この子・・足がついてないんです。男の子。弾く前に帽子を取るかどうか迷っている所が可愛かった♡
                   
素晴らしいピアノ伴奏でテノールを聞かせて下さった歌声も、
シンガーソングライターの方々の詩も良かったですが、
‟上手さ”が先行している若者、‟上手く”弾こうとしている大人、皆さんに感動しました。
正直にその人の音を響かせるピアノという楽器に、表れる素直な響きが、こんなに心を揺さぶられるものだったかと
改めて体感した次第です。
masaの本番を数週間後に控え、新鮮な刺激を、懐かしさや感動と共に注入していただいた
貴重なひと時でした。

同じ方を向いて、前に進んでいる人々が周りにこんなにたくさんいることを感じられる
うれしさと共に、ふと心にとめておきたい事を思い出せてもらえた1日に感謝です。