日常の安堵、そして親への感謝
朝、masaを修業先に送り届け、両親を空港バスまで見送り、
シーツやまくらカバーの洗濯物を仕上げて、演奏タイム準備へ・・。
午後にはすっかり日常を取り戻していた1日でした。
二人だけのティータイムに戻ったところで、
母が自分のお土産と一緒に買ってくれた 花畑牧場 濃厚チーズタルトをいただきました。
地元の私たちはなかなか口にする機会のないおやつです。
‟牧家”とのコラボ製品なのですね。
ミルク系の味が、さすがに美味しかったです。
おやつを終了するやいなや、明るい声で「やろっか♪」とmasa。
はぁ〜・・・・・(;´∀`)。
ホッとして、ジワリと重くなってきた瞼と背中を横にしたい欲求にかられていた私とは
正反対です。
masaにとっては、いつもの‟練習”の時間をとりもどす事が日常復帰の
一要素となっているのですね。
えらいなぁ・・。
ただただ感心。成長しました。
夕食後のひと時は、衣装のワイシャツやシーツ類のアイロンがけをゆっくりとしました。
こういう家事をゆっくりとできる時間が、また戻ってきた穏やかな幸せに浸りながら。
両親と共に過ごしたこの数日、彼らの中に生じている変化を多く発見した気がしました。
仮り歯が偶然とれてしまって、父が歯の治療中であることを知ったり
激しい寝言がとても激しくなっていること、二人の物忘れをお互いが認め合うようになっていること、
以前として弁の立つ二人でありながら、3つ年上の父のことを年配者として気遣うようになっている母の姿にも
気が付きました。
そして、今朝
我が家から出発する父が、部屋に向かって「お世話になりました」と
口にしていた姿を見ました。
昨日の朝、滞在先のホテルを発つときに
‟また、皆で揃って元気に訪れることができますように”そんな祈りをこめて、
エントランスに向きなおって、同様の言葉を言いながら礼をした私と同じ思いがあったのか、
と思うと、そんな穏やかな言葉をあらためて口にする父が
私の想像以上に自分の年齢を感じていることがひしひしと伝わってきました。
穏やかに歳を重ねながら、まだまだ元気でいてくれますように、
と切に祈る自分が、今なおどれだけの愛情をかけてもらっているかをあらためて感じ
感謝に尽きる今宵です。