~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

練習できる幸せ

日なたと日影で暑さが全然違うような、空気の乾いた夏日。
昔の北海道の夏を思い出しました。

確実に近づいていた昨日までの涼しさは、間違いなく
秋に足を踏み入れていたことが、赤くなり始めたナナカマドが語っています。
           

肩のリハビリとピアノ室の予約時間の間が詰まっていたので
昨日に続いて今日もパン屋さんのお世話になりました。
          
本日のクロワッサンは un cote
普段、ここでは天然酵母の素朴なパンを求めるのですが、
今日は、昨日のクロワッサンの余韻もあって、クロワッサンを試してみました。

その日その日の気分でパンのお店を選べるという
とても幸せな環境にいることを あらためて感謝しながら、
アボカド・トマト・シェフパセリ・バジルのサラダとミルクティで
パパッとお昼を済ませ、ピアノ室に滑り込みました。
         
BGM用の曲たちがまだまだ・・・
ここに来ると、響きが分かり易いので、時間があっという間に過ぎて行きます。

夕方、あるチケットを届けてくださったminamiちゃんママは
ずっとながい間、masaと同級生の娘さんと共にピアノを続けているのですが
今日、
今年の発表会を最後にしようと決めたと伺い、ちょっとショックでした。
お仕事がだんだん忙しくなってきて練習時間がとれないから、という理由のようです。

‟ママ”でいた期間、ピアノに、スキーに、ワンコに、トールペイント
と、積極的に楽しんでは誘ってくださる元気の固まりのような彼女から
受け取っていたエネルギーは私とmasaをいつも、生き天使のようだったので、
ピアノ最後にしようと思う、という発言は、
これまで支えてくれていた彼女のエネルギーもろとも
スーッと少し遠くに行ってしまうような錯覚を覚えました。

彼女のお蔭で、masaはスキーが好きになったし、
4種目を泳ぐスイマーになりました。

ピアノもまた、戻るときがきっと来るのでしょうが、学生でもない私たちにとって
今年は、○○弾くの、とか、本番前の練習体制、とか
身近で、練習状況を交わせるピアノ仲間は貴重な存在だったと
思います。まさか、ピアノを終わりにする日がminamiママに来るとは
思ってもいなかったので、油断していました。

私たちが今、練習時間を確保できる環境にあることが
とても貴重で恵まれたことだと思い知らされた気がします。
いただいている環境を活かしていかなくちゃ。
技術もさることながら、ハートも育つように・・・。

様々な局面をとおして、自分がいかに恵まれた環境に生かされているかを
感じた1日に感謝します。