8月を呼ぶ花
赤ツメ草に変わって、ポツポツとあちこちに咲き始めた白い小花
ゲンノショウコです
この花を見ると、なぜかその年の夏を意識する自分がいます。
この花が種に変わり、その種がバレリーナの衣装のようにはじける頃、
夏休みが終わり、晩夏が訪れます。
だから、この花は1か月後に来る夏の終わりまでの私たちを見守る花。
「今年は賑やかなのね、・・・今年は二人だけなのね、・・・
今年は忙しいのね・・・、今年は辛いことを我慢したのね、・・・」って、
毎年静かに語り掛けてくれるのです。
あと1か月の夏にかかる緊張を呼び覚まし、
何があったも私はここにいるよ、という安心を与えてくれる花の精です。
北海道に‟蒸し暑い”という気候表現が存在するようになって数年経ちますが
今日は、そんなお天気でした。
庭に水をあげに出たのですが、練習にかまけて放置していた芝が
暑そうに見えてきて、‟散髪”することにしました。
芝刈り機登場は久しぶりです。
マシンのおかげで、手で刈り取るよりはずっと短時間でさっぱりとしました。
それでも、全身汗をかいていて、
ちょっと若返った気分(!?)
身体もお庭もすっきりしました。
そんなことをしていると、もうお昼時。
いくつかのチョイスのなかからmasaが選択したのがおそうめん。
(あら、さすがのmasaもこういう日はあっさりしたものがいいのね。
食べたいものがイメージできるようになっている力に、ちょっと嬉しい気分)
取り出しましたるは、和泉素麺。
古式手延べのおそうめんで、一丈そうめんというものなのですが
そのままだと、畳の長い方のヘリ位の長さがあります。
それで、masaにハサミで切ってもらって・・・。
それでも、長くて、食べる時、ゲームみたいになってました(*´▽`*)。
子供の頃、愛知県の方によく送っていただいていた、懐かしい味。
これは、妹が送ってくれたものです。
季節と日よりに合わせた食卓を囲める恩恵に、感謝です。
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夕方はピアノレッスンで、
ショパンのエチュードをもう一曲、課題に出してくださった先生の懐の深さに
感激しながらオタマジャクシの密集度に目をぱちくりさせたり、一方では
以前いただいていた、合唱曲からのピアノアレンジ版の曲を、一緒に譜読みする
のどかな時間があったり、と
やわらかな時が流れていました。
今日の様な日は、嬉しさで高揚した気分が、つい、おやつも買わせてくれます。
はい、(#^^#)。‟ザクッとシュークリーム”だったかな?
名前、忘れてしまいましたが、
シューが、ちょっとザクッと作ってあって、
クリームは生クリームに近いカスタードで、このバランス
好きでした♪
このおやつタイムこそが普通は夕飯時なのですが、
ここから、もうワンターム。
(戴いた譜面を少し読んでみて、10日後のライブのコーラスパートの練習を少し)
朝、‟散髪”を思いつかせていただいたお蔭で
気持ちよく運べた1日でした。
守られ導かれていることに感謝です。