「黒いソックスに替えたら?」
夏休みが始まると、開けた窓からかん高い子どもたちの声が
響いてきて、夏を感じるBGMとなってくれます。
こうした季節感も、社会音から逃れた天空の住居では
叶わないことかもしれませんね。
やっぱりこの家が好きです。
そんな、‟子ども活動”を確認できる
とってもホッとする風景を見かけました。
色とりどりのチョークで書かれた道で、町ができてる(*^-^*)。‟すごろく”みたい♪
小学生のころ、毎日のように路面に絵やマスを書いて
遊んでいたことを思い出します。公道には書いてはいけない、というルールは
いつからできたのかしら。
書いてもいいのにな・・と私は思います。
画用紙より格段に大きいキャンバスに絵を描くのも、
書いたうえで遊べるのも
石けりで足腰を鍛えるのも
全部こどもたちの育ちに一役買ってくれるはず。
そして、その遊び跡が放つみずみずしいエネルギーは
通りがかる大人たちをも元気にしてくれる、と思うのですが・・。
この時代、もうロウ石なるものを入手できるお店さえもなくなってしまった気がします。
小さいころ、チョークよりずっと良く書けて(地面に)長持ちする優れもののロウ石を
初めて知った時の感動と言ったら!!!
こんな体験に世代制限がつくとは、当時思ってもいませんでした。
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土用丑の日に、こうしてちゃんとウナギをいただけたのは本当に久しぶりでした。
大隅産の一尾を、大切にグリルであぶって、二人で分けていただきました。
庭の山椒が「何年も待っていました」と言わんばかりに嬉しそう。
ごまと青ジソを散らしたご飯の上に乗せて、
1対2に分けた量も、私には、ちょうど良く、落ち着いて季節を感じるお昼ご飯でした。
masaも、季節のイベントを喜んでくれるようになって、良かった。
「朝のフルーツでいただいたメロンも、
おやつにいただいたゼリーも、
あちらのお婆ちゃんやこちらのお爺ちゃんがいるからこの家にあって、
季節に合ったものを少しずつ味合うことができるのね、幸せね、感謝ね、・・」
「・・でも、masaがいるから戴けるのよね、masaが一人だけでもわからないわよね、
二人家族でいるから、戴けるのよね。だから、masaもママも含めて皆に感謝だね〜。」
こんなことを話しながら、テーブルを囲んでいた昼下がりでした。
健康でいられるからこそです。感謝です。
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※ masa語録 ※
masaが夜遅い夕飯を待ちながら、キッチンに立つ私に、呟くのです。
M「黒いソックスに替えたら?」
(??? 私、ソックス履きませんけれど・・・)
私「もう一回言って?」
M 「黒いソックスに替えようか。」
最近よく穴が開いたソックスがあるから、また穴があいていたのかな?でも
どうして黒?
私「黒いソックス?」
(この時間、これから黒いズボンをはく予定もないのだけれど、
新しいおしゃれ感がmasaに芽生えたのか!!???)
私「いいけれど、どうして黒いソックスなの?」
(私の圧力を感じた?)M「あっ、これでいいね。」
(いえいえ、何か、‟黒”って思った理由があるのでしょう?)
私「どうして黒なの?」(また聞いてしまった・・・)
とうとうmasaに近づいて行く私。
すると、申し訳なさそうに、M「これなの・・・・」と
足の甲の部分に染み出た直径2センチ位の 血の跡をさしたmasaでした。
そういう時は、血が出てるって教えてください。できれば早めに・・(;´∀`)。
こんな楽しい会話も、masaと暮らしているからこそです。
愛らしき相棒、ありがとう。