番号券がいっぱい
今日の空は青くて、広くて、空の大きさをドーンと感じる
真っ白な雲は、まるで神様が広いキャンバスにお絵かきをしたように、色々な形があって、
下の方はモクモク入道雲、上の方はこんな雲
だったり。
人のつくった街並みを包み込むように広がる壮大な景色を眺めながらの外出は、
ついつい外に長居したくなり、
あちこち回って所用を済ませるのに、5時間も使ってしまいました。
書類を提出するだけだったので、ついつい後回しにしていた
区役所へも寄ることにしました。
駐車場は、え?なんで?
今日休み?と思うくらい空いていて、びっくり。
すんなりと中に入り、待合の番号権を取るやいなや、すぐに呼んでいただいき、
‟今日はいい日だわ〜”などと思いながら
名前や住所を記入する欄を埋めて・・・・
と、masaを隣りに座らせるまでもなく終わる勢いで書いていました。
すると・・・・・
私の横のカウンターから、「あ・・だめですよ・・」と慌てて出てきた
職員さんが目に入り、
その方の目線を追うと、masa!!!でした。
私がとった番号券を自分も同じように取って、(ここまではわかります)
その後、また番号券が出てきてしまったので、それも取って
また出てきたので、また取って、・・とあっという間に手の中が
とまらない番号券でいっぱいになっていたのです( ;∀;)。
私が、気がついて、「あっ!」と言ったところで
取らなくて良いと気づいたようで、止まったのですが。
一瞬の間に両手が番号券でいっぱいになってしまって困っているmasaの様子を
背中に感じながら、もう可笑しくて
手が笑ってしまい、記入途中の住所欄が同じ字で書けなくなってしまいました。
まるで、未開の異国から来た王子みたいな、なんとも素直な反応・・・
こんな、私の予想を超える出来事が起きたのは
本当に久しぶり、子供の頃以来かもしれません。
私たちの上からは
masaが取ってしまった分だけ呼び出しの番号を進める音声が
淡々と空番号を呼び出し続けていました。「52番のお客様、カウンターまでお越しください」
・・・「53番のお客様、カウンターまでお越しください」・・・「54番のお客様・・・」
(スミマセン〜〜〜。)
これもまた、失敗は失敗なのですが、
今、思い返しても笑ってしまいそうな私です。
この光景を想像すればするほどに(*‘∀‘)。
偶然にも、テレビでは『となりのトトロ』が流れています。
masaの行動がまだ未知の事ばかりだった幼児の頃の記憶が蘇ります。
今日の出来事は、その頃の純粋な彼を垣間見たような
懐かしい一コマでした。
今日までの成長に心から感謝です。