~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

6時間リレーマラソン

今日は、6時間マラソンリレーというのに出場させてもらったmasaでした。
           
masaの修業先の事業所間の懇親イベントとして、普段走っていない人たちが
メインであろう混合構成のチームの中、唯一、普段‟走っている”人として、
チームの皆様の2倍を申し出て走らせていただきました(*^-^*)。
役に立てて(?)良かったね〜。

ドーム内はすごい人で、常連のチームはのぼりを立てて、居場所の目印にしています。
私たちは勿論のぼりなし。

アンパンマンチームもいました。
吉本のチームもいました。

日ごろ走っているmasaとしては、走る距離は問題ではなく、
それよりも、初めてのことが5つありました。

1.リレーでタスキを受け取り、走る。タスキを渡したら走り終わり、ということ。
2.初めてのコースを一人で走る。
3.様々な走力の人がごちゃ混ぜになったコースで自分のペースを決めていく。
4.一度走り終わっても、何度も順番が回ってくる。
5.チームのメンバー(9名中7名が初対面)。

2.3.4.5については、良く対応して、良いペースで走ってくることができ
成長の一片を見せてくれました。

しかし、1は・・(;´∀`)。
タスキを渡すゾーンのアルファベットを覚えて近寄ってくることはできた
(これも始めたなのにすごい!)のですが
タスキを渡した後も、その人と一緒に走っていってしまいましたー。
ゴールラインのないマラソンレースは知らないのです。

それで、母が追いかける(ダーッシュ!)
30メートルくらい「ストップストップ!!!」と叫びながら追跡して、
やっとコースアウトへ。。。

2回目、
さっきの失敗を本人に説明して、タスキを渡したら止まっていい事をもう一度
言い含めてから出しましたが、
あら〜、またタスキを渡した人と一緒に走っていってしまいます。
また、母ダーッシュ!!!今度は油断していたので40メートルくらい。
(野球場の人工芝ってフワッフワで、すごく走りやすいことを知りました!!・・あ、関係ないですが・・)

3回目・・・、気づくと
この様子を遥か彼方のスタンドの方からみていた、masaの所属するホームの二人が
リレーゾーンに来てくれていました。
タスキを渡した後のmasaを大男2名で協力に呼び戻してくれて、無事確保(!)。

この行動が、母は、とてもうれしかったです。
見ていてくれて、何とかしようと助けてくれようとした行動が、
普段は女性スタッフのように、コミュニケーションがうまくなくて
心もとなく感じてしまっていた彼らの‟いいところ”を
クローズアップして見せてもらった場面でした。

正直なところ、今日をスタートするまでは、
集合場所も、走る順序も、一回当たりの距離も、現地に行くまで
わからないというスタンスに、一体どんなチームなんだろう、という
不信の様なもやもやとした気持ちが首をもたげかけていました。

でも、懇親イベントに‟参加”していること自体、皆様に‟気持ち”があるはず、と信じて
良い人間関係が芽生えるチャンスは必ずある、と楽しみにして出かけることにしたのでした。

管理職とはいえチームの殆どが若い男子です。
女子同士のように、気を使って和やかに会話をしたりはしません。
でも、たすきをつなぐためのコミュニケーションとか、masaがお隣に手渡したお菓子を
受け取ってくれたり、そんな、ほんとうにささやかなやり取りでも
生まれて、ホントによかったと思えるような8時間でした。

そして、最後は「masaくん、今日はありがとう!」って言ってもらえました!!
いつも、「お疲れ様」という挨拶が定番の所長からです。
ありがとうがあまりでない方から、「ありがとう」という言葉をいただけたことも
彼の人柄を知るうえで、また貴重な出来事であり
勿論、とてもうれしかったデス。

今日の様な1日が過ごせたのも、普段走っていられる環境が許されているからこそ。
感謝しようね・・・。