虫たちの土曜日
朝の庭は虫たちとの対話の場でもあります。
このバラの上の方にもアリさんが。
庭の花をいただいて部屋に持ってくる日は、
数時間後、どこかで毛虫と目があいます。
(写真は敢えてとりませんが(;´∀`))
毛虫は冒険好きなので、色々な所を歩いていますが、
花についてきたアリさんは、行場を失って、「どうしようどうしよう」って
花びらの間を行ったり来たりどぎまぎしている様子が何とも愛らしいです。
今日の空の青さは、この世のものとは信じられないくらいの
美しいスカイブルーでした。
天国の図を描くときは、この青でしょう、というような青。
自然の底力を垣間見た気がしました。
午後には、友人が来ることになっていたのですが
リクエスト本を取りに図書館へ歩く時間くらいはありそうな予感がして
お散歩がてら外出。
車の通らない住宅街を歩くと、
モクセイ種らしきお花のいい香り♪
近寄っていくと、まるまるとしたダンゴ蜂が、蜜集めに忙しそうでした。
同じところに何匹も飛んでいて、よほど美味しいと見えます、ここの蜜。
子供の頃、ダンゴ蜂で遊んだ平和な記憶も蘇り、幸せなひと時。
歩みを進めていくと、
見事に咲きそろったテッセンのお手入れに庭に出ている男性を見かけたり。
そうか、今日は土曜日だったのね。
土曜日の図書館は、ウイークエンド気分満点の盛況ぶりでした。
ここにも、家族で図書館を訪れる平和の風景あり。
平和や幸せの風景を分けてもらいながら、
土曜日って見慣れた近所の風景がこんなに変わるものなのかと、
発見した気分でした。
1日、という時間が24時間ずつであるなんていう概念は、錯覚で
実は、すごく長い時間が与えられている日が存在するのかもしれない、
と思うことがたま〜にあります。
今日はそういう1日でした。
1日の中で、沢山の事が出来て密度が濃かったという事でもなく、
1日前であったはずの過去から、ただ、時間がとても経過しているように
感じているのです。
記憶に残っていない時空の旅をして、ここに戻されたような、
不思議、でもちょっと得した気分になっています。
気になることが全くないという訳ではない中でも
こんな気分で、平和な夜を過ごせていることに感謝します(*^-^*)。