~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

ゆるぎない平和の時間

予報より数時間早く降り出した雨は、雨足も強く、
いつもの山に行ってはみたものの、晴れ男のmasaの力も今日は効かない
気合いの入った降り方で、
ログハウスに移り、腰を据えて雨の止み間を待ちました。

丸太を組み合わせて手作りされたという大きな小屋の中は、
この時期でも薪ストーブが温かい炎をたたえ、
その周りを囲んでふたり、masaとkuriさんが馬装用具の手入れをし・・・
ノーズバンドやブライダルから外した革ベルトを一つずつクリーナーでゴシゴシ拭いて
乾いたタオルで拭き、コンディショナーを素手でゴシゴシして、
ゆっくりと乾かして、オイルを塗るところまでの行程を
眺めながら、獣医の卵の学生さんを交えて馬や牧場の話を
したり、窓の外を眺めたりする、
静かで暖かで、ゆったりとした時間の流れ。

出入りの忙しい晴れの日には、なかなか味わうことのできない
淡々とした大切な時間に流れる平和に包まれていました・・。


雨は結局止むことことはなく、
けれど、今日1日を穏やかに整えるような時間を過ごせたことを
ご褒美のように受け取り、山を後にしました。           

その足で、雨に濡れた神宮を訪れると、
お嫁さんが、、門出の1枚を撮影中。
                
清めの雨にあたりながら
晴れの写真を撮るお二人は、きっと、清々しい一歩を踏み出されることでしょう。
撮影が終わるのを、参拝に訪れていた人々がみんなで見守っていて、
幸せのおすそ分けをいただいているその喜びが、周囲にまったりと漂う
平和な空気が留まっている空間のなかにいたわたくし達。
本日2回目のご褒美の時間・・・・。

朝、与えていただいたこの二つの時間は、どちらも自ら積み重ねたというよりは
偶然居合わせ、触れることができたゆるぎない平和でしたが、
日々、自らも、一つ一つの丁寧な時間を積み重ねていくことによって、
このような空気が与えてくれる心の重心と同様に
混沌とした世の波への防波堤を築いていく事ができる、ということを疑似体験したような
思いになりました。

 今日は、お蔭で、真面目に向かっていた練習も、焦りや疲れが現れず
今取り組めることへの幸せな気持ちが終日続いていました。
         リフレッシュのお茶もフレッシュミントの上に注いだ紅茶を自然と選んでいたり。
 
        そして、おやつタイムは黒千石のきな粉を使ったわらび餅♪
        お供のお茶は鹿児島・知覧のお茶です。
               
甘みとコクのある琥珀色のきな粉をスプーンですくいながら、小さいころ、おやつにきな粉をよく食べたことを、思い出しました。わらび餅、よく食べたな〜。

穏やかで平和な1日に何度も幸せを感謝しながら過ごせた奇跡を
明日また新たに積み上げていきたいと思います。
豊かな導きと支えに感謝しながら・・・。