~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

紡ぎゆく心

夏らしい晴天のスタートで、お昼のサラダにはミントを使いました
               
セロリと大根、青ジソ、ミントのサラダ。
お天気も良かったけれど、       
今日はお日柄もよかったのか、結婚式を3つも見かけました。
晴天のガーデンパーティは外目からも美しく、幸せをおすそ分けいただいた気分です。

メモリアルなイベントは美しい記憶となって居合わせた人の心に残ります。
今日は、受け継がれるもの、残るもの、消えゆくもの・・が
目の前を通り過ぎてゆく1日でした。

バックのNHKでは松田聖子さんの30分ノンストップメドレーが流れています。
持ち歌に、こんなに名曲が沢山あるなんて、すごい・・。
どの曲もインパクトが強くてBGMにならず、つい聞き入ってしまいます。

歌は、様々な記憶と共に長く歌い継がれ、あり続けることができるもの・・。

今日、お昼に出かけたコンサートは、クラシックの‟日本歌曲”を聞く時間でした。
『埴生の宿』から、やなせたかし武満徹金子みすずまで・・お二人の声楽家
計32曲もを厚みのあるお人柄を感じさせながら、豊かに歌ってくださいました。
             
美しい歌の記憶は、美しい言葉と同じように、心を洗い、
永く残っていきます。

一方で、今日は国立競技場が最後の日でした。
人の一生よりずっと短い、たった56年で改築されてしまします。
         
形あるものは、朽ちることが無くても様々な事情で消える運命をたどり
そのたたずまいを知る人の心の中にだけ、残り、実物が再現されることはありません。
その切なさを、つい少し前の、ジャンボジェットの退役の時と同じように
また味わっています。

初めて国立競技場で走ったのは10歳の時。
別段固いとは思っていなかった学校の校庭と比べたら、そこは魔法の絨毯のように、
すごくフワフワで、足に羽が生えたように感じたことを覚えています。
その後も様々な特別な想いを馳せた国立・・。

‟国立”であってもこんなに簡単に壊されてしまうものなのか・・と
形あるものの持つ運命のはかなさに唖然としています。

残るもの、残らないもの・・・、
両者の記憶を持つ私たち人間もまた、単体としては残らないもの。
だからこそ、
紡いでゆくべき心のありかたを、試されているのでしょう。
想い出に支えられたり翻弄させられたり、
記録を残したり、記憶を消去したりしながら・・・。

そして、現実的に、‟ごはん”です。(形のほうの肉体も維持させないといけませんので(#^^#))
                 
またまた遅くなってしまって、メイン風スープは
カブ、ひよこ豆、自家チャーシューのスープでした。

土曜日のおきて: ‟身体を休ませリフレッシュする‟
    を守ろうという気分になれた1日に
(それから、とびきりのラッキーを与えて頂いた1日に)
    心から感謝する今宵です。