~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

オオデマリも・・

ライラックの花が散り始めるころ、
我が家のオオデマリも白い花吹雪をまき始めます。
私は、その花吹雪の風情のうちだとおもうのですが、
そう思わない方もいるという事を去年思い知らされました。

優秀な大きな花を満々につけてくれていた枝が
何者かによって、ギューッと幹に縛り上げられてしまったのです。
初めは、改修工事に入っていらした現場の方の仕業だと思って
苦い気持ちをお話ししたところ、それが管理人さんのしたことだとわかり
余計にショックを受けました。

それで、今年はそんな思いはしたくないと思って
散り始める前の花を摘んであげた方がまだいいかな、と
はさみを持って様子を見てみました。

すると、昨日の強風でひどく擦れ合った葉と花は
まだ、花の色が白くなりきっていない、グリーンがかった花も
既にボロボロになってしまっていました。

白い花が一気にぎっしりと咲いてくれるその時のために
1年間力をためて、やっとその時期となったのに、
去年に続いて、今年も、こんな痛い目にあってしまって、
オオデマリさん、本当にごめんなさい。

心の中でそう言いながら、レジ袋いっぱいの花を摘んでいた、切ない昼下がりでした。
             
「あなたたちが本当に大好きよ・・」という気持ちを込めて
今日摘んでしまった花房たちの代表者をテーブルに飾りました。

そしてランチに。 
              
ツナマヨとアボカドにバジルペーストをかけて・・。)

木に触っていると、「前みたいに、もっと庭に出てきてください・・」と
庭の空気がメッセージを発していました。
どうやら自分の心、
去年夏じゅうを通しての改修工事の為に、色々な命を諦めなければならなかった庭の経験が
小さな心の傷となり、まだ回復していないのですね・・・。

庭の花を部屋に飾ることをしばらく続けながら、
花たちとのコミュニケーションをまた、取り合っていこう・・。

今日も昼前から12時間、駆け抜けた感じの1日でしたが、その中にあっても
自分の好きなものを作って食べ、花の言葉を聴く時間がある恵みに
本当に感謝です。