夏の始まり

今日最初のコーヒーを入れていたら、電話が鳴りました。
この頃少し多くなった母からの電話でした。
普段、それほど電話をかけて来る人ではないので、
この頃の、彼女の不安な気持ちを感じます。

話題は私の身体がどうなった？とか、ごく日常のおしゃべりですが、
この電話の裏にには、とうとう喪服を虫干しし始め、心の準備をしながら
日々、祖母のもとに通って歌を歌っているという、母の切なさがどっしりと伝わってきました。
私から母の日に間に合うように送ったはずの小さなギフトにも気づかなかったらしく、
無意識のレベルでの動揺と気ぜわしさを知らずにはいられません。

母の気持ちが痛いようにわかってしまうので、祖母よりも母の方に心配が傾きますが
遠方に居る私ができることは、その痛みに同調して苦しむよりむしろ、
私たち3代が祖母と母と娘としてあったことへの感謝を静かに思いながら、
今日1日をこれまでの日々と同じように自分らしく生を営んでいることが、
二人へ元気を送ることだと思っています。
お婆ちゃんも、このブログが見られるようになるといいな。

　　　　お婆ちゃん、今日はねmasaくんとピザのお昼を食べたよ。
　　　　アボカドのピザなの。
　　　　お婆ちゃんが近くに住んでたら一緒に食べれるね〜・・。

東京の天気予報では「ライラックが咲き誇っている札幌では・・」
なんて言っているので、‟ライラックはまだ早いでしょ”と呟いていたら
いつもと違う道の途中に、咲いていました。
夏の、お祭りが始まったのをみて慌てて合わせたのかもしれませんね・・・？

そう、今日は夏祭りの皮きり、市内で一番早いお祭りでした。
　 　
夕方からはミュージシャンの方たちのステージタイムということで
まだ日は高いのに、すごい人。

ここでホットワ インをいただきながら夜までステージを見ていられたら、それは
いいでしょうね〜。
ガーデンパーティみたいな、こういうお祭り、守っていただきたいと思います。

出店の行列はどれも呆れるほど長くて。
フランクフルト、たこ焼き、厚岸のカキ炭火焼、大串焼き・・
でも、何となく観ていただけなのに、気分でジャンクなものを食べてくなってしまう
ものでして・・。
帰り道のスーパーでは、買い物かごに、
厚岸のアサリとフランクフルト、焼き肉用お肉が入ってしまいました。

夏が始まりますね・・・。
明日は満月。
良いことが実ったお話をたくさん聞くことができますように。