~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

一筋の白煙

今朝は、ちょっとまとまった雪が積もっていました。
             
中央区を外れた住宅街では、雪かきに各戸の人々が出て
道もわからないくらい狭くなっていました。
そんな中を小さくなりながら車で通していただき
masaグループホームでの出張演奏初回に向かいました。
 
静かめの曲を揃えて、中間に皆さんで歌える「ゆき」
を入れたら、想像以上に皆さんとても張り切って嬉しそうに歌ってくださいました。
           
いつものフロアの方だけでなく、建物全体の方がいらっしゃり、
見慣れた方たちもいつもより生き生きして見えて、
masaもお役にたっていることを、とても嬉しく感じました。
「来週もきてね」とエレベーターに向かう方の声が聞こえたり、
終わった後も、歌を口ずさんだりしていらっしゃる方、
クラシック曲を聴きながら、「ほんとによかったね〜」と言われている方は
曲の間で目を細めて私の方にも手をたたいてくださいました。

よかったね。
打ち上げソフト。

でもね、帰宅してからは心が曇りがちのことが不思議と畳みかけてきてね〜・・・。

私としては珍しく、肩や腰が痛いという外傷が響いているのかな
身体が傾いていると、ちょっとしたことやいつものことでも
ズキン・ドシンと心に響き積もっていくもので、・・・。

     午前中の待ち時間に窓の外を見ていた時に、
     空へと立ち上る一筋の白い煙が視界に入ってきたことを思い出しました。
     あれはきっと、
     立ちのぼる煙のように、あなたの中に落ちて行っているものは何もなく、
     その身を自らが妨げなければまっすぐに上へと引き上げられているのです
     ということを、先に
     教え励ましててくれていたのね・・・。

体育館にあつまる人々のたわいない会話や
‟刺繍”や‟ホットヨガ”を流す趣味の番組は、
どこかに存在している平和生活の象徴に見えて癒されます。
一生スポーツや刺繍の時間を持たないで人生を終わる人も居れば、
ささやかな趣味の時間を長年続けながら人生を送る人もいる。

あちら側の人とこちら側の人、
あちら側の世界とこちらの世界、
様々な次元でのデュアリティを並べて感じさせてもらったような1日でした。

痛みも喜びも
与えられるものすべてに感謝して・・・。