~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

ミシンかけながら

今日は明るかったけれど、雪は確実に降っていました。
それでも行くというので、ランニングに出したmasa
帽子と襟にたっぷり雪を積もらせて帰ってきました。

ちょっとそこまでの道には‟モチモチの木”みたいになっているコがいました。
        
お昼は玄米のお餅とチーズをバターで焼き、メープルシロップをかけておやつ感覚のピザと、酵母カンパーニュのピザトースト。
なんだか、冬ごもりのご飯みたい。
           

いつもより夕飯が早く終わって、ふと思い立って
キーボードの移動用カバーを作ることにしました。
なにか、大きな風呂敷があればそれでもよいのですが、
まさかシーツを巻いて運ぶわけにもいかないので、
実用性重視で今ここで作れるもの、ということで家探ししてみました。
洋服やインテリア用の生地は結構あったのですが、
170センチ×120センチ欲しい大型のキルティングは、これしかなくて・・
幼稚園のころ先生に戴いた、黄色いくまさん柄(*^-^*)になりました。
冬ごもり中ですので(と勝手にそう言っております)これで良いことにします。

何年振りという感じで引っ張り出してきた小さなミシンで
カタカタと大きな厚地を縫う作業。
良く動いてくれました。マジックテープも必要な分だけちゃ〜んとあって、
これも縫い付けて。寸法の足りないところは、
宇宙人の服みたいなシルバーの布を両端に足して、キーボードに
くるっと巻きつけて、両端で絞る形にしました。

この宇宙人の服みたいな布は、masaが小学校3年生の時の図工で使った材料でした。
このころはまっていたシュレックの王様を作ってその服の端切れです。
懐かしいな・・・。

夜、ミシンをかけていると、小さいころの母を思い出します。
子供の頃の私の服は殆ど母が縫ったものでした。
特に、旅行前になると、新しい服を妹の分とまとめて作ってくれて、
でもその作業が必ず出発直前の夜だったりして、眠い目をこすりながら険しい表情で
ミシンをかけている母の様子をみてドキドキしていたことを思い出します。
「そんなに大変な想いするのなら、作らなくていいのに・・」って。
それで、無意識のうちにミシンをかけるのは大変、という苦手意識が芽生え、
大人になっても、ミシンは縁遠かった自分です。

それでもこの年になると、こんなところで夜な夜なミシンをかけているのですね。
もう、ミシンの音は‟苦手”から懐かしい音へと変わっていました。

生地を眺めたり、ミシンをかけたりしている私の顔を、masaはどんな風に思って
見ていたのでしょう。
母の姿として、心地よい記憶にとどまる残像を残していくことを、もっと意識して
日々を過ごしたいと心あらためる今宵です。