~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

区民性?

今日は車で1時間の未来の職場へmasaを送迎する日。
時間と体力のロスを見込んで、私は家へ帰ることをやめて
現地でできる作業を持って、居られる場所を探しました。

まずは、masaが私の送迎なくてもここに通うのに不可欠な
移動支援について区役所に相談に行ってみました。
広くて新しい建物のフロアにいるのはご案内係の3名様だけ。
あまりに空いていて、中央区とは異国のようでした。

相談結果は思わしくなかったのですが、また道を探っていきたいと思います。

まち時間の残り4時間30分は、区の体育館で過ごしました。
去年、masa手稲区で講習に通っていた頃も、片道車で40分でしたが
今よりも待ち時間が短かったこともあって、待っている日が多く、
体育館と図書館を利用していました。
その時以来のランニングマシーン。
体育館も、実際に行ってみると区ごとに結構違います。
ここは、卓球に来ている方で利用者はとても多いのですが
ランニングマシーンの競争率はいたって低くて、30分刻みに降りる必要もなく
利用し放題でした。
走ったり歩いたり、60分。ひと汗かきました。

手稲区の体育館は更衣室とシャワー室が普通にきれいだったのですが、
あれはリニューアルしたのかな、と今日のシャワー室に入って思いました。
ここは、体育館ができた当初以来手を入れていないと思われる年期の入ったシャワー室でした・・・。
明るいし、日本だとわかっているから抵抗感はなかったけれど、
暗くて、体育館の中にあると思わなかったら、ちょっと入るのに抵抗があったかも、
という感じの、公的な施設としては今時珍しい古びたシャワー室でした。

でも、そのシャワー室に卓球帰りのマダム達が次々に出入りして
あっかるい会話で陽気をいっぱいにしていました。
この区の人たちは人懐こいおっとりした感じの人が多い印象です。

卓球仲間ではない私にも、更衣室で普通に話してくれました。
「このカゴ、台ごと持って入った方がいいですよ。」とか
言われて持ち込んだカゴのスタンドを、狭いスペースに四苦八苦して
セットしていると、シャワー室のカーテンの中から「どうしたの〜?」と
顔が出てきたり。
ドライヤーで髪を乾かしていると、先に乾かしていた方が
「長いと大変ね〜。最初にざっと乾かしてから、ブローしなくちゃならないもんね」と。
「短い方みたいに、ちゃんとブローしませんから(;´∀`)」と返すと
「そうよね。長いとアレンジがきくしいいわよね〜。短いと意外と大変なのよ。
カットもこまめにしないといけないし、お金かかるのよ♪」
楽しそうに髪をいじりながら話してくれる声が、ロッカールームの空気を
軽く明るくしてくれていました。

仲間同士で楽しそうに会話する声は、どこの体育館でもよく聞こえてきましたが、
複数の方が気さくに仲間以外の私にも同じような感じで話してくれる、
というのはここが初めてでした。

皆がご飯を食べたりするロビーには、自動販売機の他に自由に使える
ポットのお湯も置いてあって、とっても使えそうでした。

駐車場のルールもすごく合理的なんです!♪
満車で止められない場合、
普通なら止められない空きスペースに縦列駐車していいんです。
ただし、そういう場所に停めた人は、受付にナンバーと名前を言ってから入る。
ヨーロッパ並みの合理性じゃないですか?
このルールには感激しました。
このルールが機能している裏には、利用者がきちんとルールを守って
車移動の放送がかかった際にすぐに対応するということを実践しているという
市民性もうかがえます。
とにかく、シャワー室が古くても、とても好きになれそうな体育館です。

帰りは、途中でお団子を2本買って、masaを迎えに行きました。

明るい声、朗らかな会話の空気活性剤でリフレッシュさせて頂いた1日に
感謝です。