‟晴れ間”の恵み
すっかり‟冬”になっていた今朝、
久しぶりに鎮守の森に行きました。
青い空と澄んだ空気と光の下に立つと、
昨日の暗い吹雪の景色が幻のように感じるほどでした。
空を見上げる一瞬は幸福・・・。
先日のライブが祝福の中終了できたこと、masaの面接がうまく運んだことの
お礼参りをしたら、向こう側で太鼓がド〜ンド〜ンとなりました。
まるで、「おお、やっと来たか・・よかったなぁ・・」と
いう神様の声のように聞こえました。
次の土曜日の演奏本番の時間が良いものになることも併せてお願いして
今日ここへ足を運ばせてもらった導きに感謝する帰り道でした。
森のすぐ脇にある豆腐料理のお店で
masaとランチデート。
お豆腐が引き立つ料理が少しづつ付いていて、
男子のmasaも美味しかった、と嬉しそうでした。
そしてお土産におからサラダと豆乳クリームの入ったオリジナルおやきを求め
近くの友人宅へ押しかけ喫茶。
今自分がいただいている幸せを、少し分かち合いたくなったという
単純な動機です(*^-^*)。
もちもちした生地に包まれた豆乳クリームと十勝餡は甘さ控えめで
満足感いっぱいの食感でした。
昔は、よくこのお宅で、お茶やパンなど、心づくしをいただきながら
心から温めて頂いたものでした・・・。
夜になり、こんなおやつがあったことを思い出し
久しぶりに緑茶をいただきました。
やさしい、小さな餡のお菓子は、・・・
美味しかった。
洋菓子には真似のできないほ〜っと染み渡る澄んだ甘さが
涙が出そうな心のゆるみを与えてくれました。
幼いころは目にしても、ピンと来なかったこの銘菓のネーミング
‟旅まくら”って、今は深いな〜、としみじみ思います。
人それぞれ、色んな緊張や心の中に無意識に閉じ込めている諸々の
間を旅をしている日々の中、ほんの小さな甘味が‟旅まくら”になりますよ、
ちょっと枕があるだけでかなり楽ですよ〜と
うたっているように見えるのです。
こんなに沢山与えてもらっている、愛情に包まれている実感を
心身ともに目のあたりにして、これを大きなハートに置き換えて沢山返していきたい
と心から思う冬の夜です。
その前に、与えて頂いたものを心から喜ぼうと思います。
今日と昨日の天気に例えれば、
昨日のように1日中どんより暗くて視界の利かない吹雪があった後
今日のようなきりっと寒くても美しい光の1日がある。
そんな天気の良い日の間に何をするかというのと同じように、
こんなに与えて頂いていいのだろうか、と恐れるよりも
私の所に来てくれた愛・幸運・めぐみを自分がどのように生かしていくかを
試してもらっているのだと感じています。
こんな風に感謝に浸れるひと時が与えられていることを
本当に感謝し、たくさんの人と分かち合えることを増やしていきたいと思う今宵です。