手紙
今日はあちこち場所を移しながらの練習日でした。
家のアップライトばかりで弾いているとどうしても軽くて早いテンポで
通すときの癖がついてしまって崩れるので
レッスンの後で夜のピアノ室を借りていました。
夜の森には街灯が月明かりのようにあるだけで、
歩く道も良く見えない・・・。懐中電灯でもなければ前を歩いているmasaの姿も
わからないくらいでした。
彼が一緒じゃなかったら怖くて絶対来れません。
建物の中は、他の一組が遠い部屋で練習している音が漏れていました。
ご飯でも食べながら聞きたい感じの心地の良いサックスとピアノとドラム
らしきユニットの音楽が、休憩中の疲労を流してくれました〜。
楽しんで演奏している音楽はホントに音楽。癒しです。
我々のクラシックはともすると、忙しく追い詰められた感じになってしまうから
注意注意。いつでも楽しんで弾いているときが絶対いいってわかっているのに
いつの間にか、改善したい細部を連ねた音のつながりになっていることがあるものね。
これから3日間、いかに集中力をキープしながらも
演奏を楽しんでいける雰囲気を作っていくかにシフトチェンジしていきたいと思います。
そういえば、今日ピアノ室の受付で
お手紙をいただきました。見知らぬお名前ですが封筒には私の名前が書いてあり
「ピアノを教えていただけませんか」というお手紙でした。
私たちが今日ここに来ることを知っていたらしく
お昼にことづけて行かれたそうです。
ピアノ教授はさておき、
何かお役に立てればと思いますが
今日はいただいていた電話がつながらなかったので
すぐにお話しすることはできませんでした。
それにしても、こんなことがあるものなのですね。
不思議ですが、これもご縁でしょうか。
今日1日落ち着いた気持ちで過ごせたことに感謝して、休みたいと思います。