白い天使
昨夜、体あってこその苦しみと闘っていた魂が
日が変わって暫くしたころ天に召されました・・・。
身体がなくなって自由になった魂になったお兄さんを
かえって近くに感じていた今日でした。
公文の夜だったmasaと遅い夕飯をはさんでつけたテレビに
人工呼吸器が出てきました。
新生児用の人工呼吸器の会社がクローズアップされていた番組でした。
昨夜ずーっと見ていたレスピレーターと人工呼吸器は
masaの人生スタートの時の思い出の景色です。
レスピレーターが「ピンポーンピンポーン」と警告音を鳴らす音にも
馴れてしまうくらい警告音がなっていました。
この重装備が無ければ命をつなぐことができなかったmasaの原点が
目の前に広がって、今逞しい体力のある青年に育っていることに、
改めて感謝する機を与えてもらっているように感じました。
夜、街の公園を歩く偶然の折、
肺に入ってくる冷たい空気が生命感を吹き込んでくれたかのよう・・・。
生かしてもらっている有難さをジーンと感じました。
ふと見上げると、キーンと冷えた空からハラハラと雪が落ちてきました。
自由になったお兄さんが心に触れに来てくれているかのような白い天使たち。
きっと聞こえるから
お話ししました。「masaのライブ聞いてやってくださいね。守ってやってください」
小さいころのmasaの歌声を喜んで聞いてくださり、何度もリクエストしてくださったから。
‟信じる”という言葉の持つ奥深さにまた気が付いた今宵です。
‟信じられる”ことが与えてくれる勇気のりりしさ。
この力に支えられて、明日を迎えられる豊かさに感謝したいと思います。