心が一瞬緩むとき
朝は太陽の光が温かく感じる晴れ間がありました。
植栽のお花が光に生えて嬉しそう。
。
旭川駅構内はすでに空港のような新しい感じに生まれ変わっていて、列車を降りると
「お〜っ」という感じなのですが、
正面ロータリーは大規模な工事がまだまだ続く様子です。
ロータリーを広くとるためなのか駅自体が駅前通りよりかなり後方に行ってしまったので
駅を出てから結構歩かないと‟駅前”に到着しないという
面白い状況が継続中でした。
ただでさえ乗り馴れないバスなのに、前は並んでいたバス乗り場1番から8番が
見渡せない範囲に点在していて、6番乗り場を探し当てるのに15分かかり、
あっさりバスに乗り遅れてしまいました。
早く工事が完了することを祈るばかりです。
車窓からは、立体的に照らされる雲が
とてもきれいでした。
窓辺に両腕をのせて、(子供がするみたいに)線路と共に移り変わる風景に
身を任せていたら、幼いころ車窓を眺めていた頃の風景と重なって
線路がどこまでも、自分の帰りたい家まで繋がっているような気がして
‟このまま家に帰りたい”という感情がこみあげてきて、泣きそうになりました。
‟帰りたい家”がどこを指すのか・・。それは
待っててくれる人、幼い自分が心のよりどころにしていた祖母や叔母や母がいたどこか、
その温かい記憶のどこかだと思います。
この感情の発信元はよくわかりません。
でも、帰ってきたらmasaが温かい体温で迎えてくれました。
いつもは一緒にいるから意識しなくなっていた彼の発する優しい‟気”が
実は私のことをいつも守ってくれている
そんな風に体が感じました。
今日ふと感じたような泣きたくなるような心の緊張が、一人でいたらもっとあるのかもしれないところを、masaのお蔭でしゃんとしていられるのかもしれない、って
心から思いました。
彼と二人で歩く夜道はとても幸せでした。
留守番中に友人と作っていたというクッキーをお土産にもらったの、
小さな小さな片抜きクッキーでした。
クマ、クマ、クジラ、ウサギ、計4個。
すごくかわいかった。幸せ2倍。
ありがとう。