思いがけない電話
今日は偶然にも固定電話に沢山電話がかかってきましたが、
なかでもMr.Moriからの電話には驚きました。
「アメリカのMoriと言います」という声は生き生きとした響きでした。
彼は小学校時代のクラスメイト。
昨年、観光でいらした小学校時代の恩師にお目にかかり、
彼がシェフになってワシントンンDCにお店を構えていることは聞いていましたが
ちょうどその頃に先生から私の今の連絡先を聞いたそうです。
DCは私にとっても思い出深い場所。
そこに25年も住んでいる彼と、突然こうして近況を話している巡りあわせが
懐かしいという以上の、不思議な感じでした。
昨日もかけてくれていたらしく、でも繋がらなかったから間にゼロを入れて
今日もう一度ダメもとでかけたら繋がったそうです。
深い理由はないと思いますが、ずーっと前の子供の頃の残像しかないはずの私に
「かけてみようかな」と思ってもらえることって、光栄なことですね。
また、その電話をゆっくり受けられるタイミングでいただけたことも
あわせて、新しい一歩へのヒントを貰った気がする話の内容にも感謝でした。
夕方、薄暗くなった住宅街を通りかかると
一軒だけお家の中に無数の照明が輝いている・・・
ヘンゼルとグレーテルが森の中にお菓子のお家を発見したときって、きっとこんな感じだったのではないかしら。外を明るく飾っているだけでなく、中がすごく華やかに明るいから
お家全体が光っている感じ。
近づくと、その宅はお店になっていたことがわかりました。
冬の時期、外を照明で飾るお家を見ると、寒さが美しく映りますが
こうして中が暖かい色の光でいっぱいの窓は、外まで暖かさがにじみ出てきて
幸せな気分を誘ってくれます。
この道を通ってよかった。
Mr.Moriに始まり明るいお家の景色に結ばれた今日一日の間、
郵便局の配達の方、宅配の方、事務的な連絡でかかってきた電話の声など、
関わってきてくれた様々な人の最初の表情がすべて明るいことって
偶然の一致とはいえ、かなり嬉しいことです。感謝です。
明日も明るい笑顔を向けてもらえるように、明るい声を出していきたいと思う
Hanaでした。
今夜は寒い・・。暖かくしてください。