~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

フジコヘミングの『命の糧』~じゃが芋

季節外れのアジサイは、
赤みが濃いピンク色でした。

お昼寝でリフレッシュした後、夜に散歩した書店で
「考える人」11月号を見かけました。
特集はTEDの創始者の方のインタビューを中心に
‟人を動かすスピーチ”。TEDは2010年からやっていたのですね。
英語教育雑誌にもそろそろTEDを取り挙げた専門誌が出ているかな、
と思ったけれど、まだ無いようです。
でも、ビジネス書にはTEDで話題になった方の本などが並び始めていますね。
その内容は2010年発表の翻訳だから、結構時間がたっているのだけど、
日本との時差はどの分野でもその位なのでしょうか・・。

そして、次には
フジコヘミングのエッセイを手に取りました。彼女のエッセイは、
のんびりしていて好きなのです。
彼女、じゃがいものことを『命の糧』と評していました。

フジコさんは演奏会の前には必ずじゃがいもを1個いれたおみおつけを
食べるんですって。わたしもじゃがいもが大好きで
(北海道のお芋を食べるまではそれほどでもなかったのですが)
色々な種類が出回るこれからの時期がときめくのですが
思わぬ共通点を見つけて嬉しくなってしまいました。

彼女によると、依然の「ためしてガッテン」で、
じゃがいもとトマトを食べていれば医者知らず、と言っていたそうです。
じゃがいものスープさえ食べていれば生きていける、というお医者様の記事
もあったとか。
そんなに栄養的にバランスがとれているのですか。
なんだか、嬉しくなって、
夕食にジャガイモを炊きました。

冷凍してあった塩豚煮と自然農法の元気な枝豆を入れて、
あごだしを使って、砂糖・みりん・しょうゆでうすく味つけ。
10分も煮ればお芋と同じころにお肉もホロホロに。

美味しかった〜♡

そういえば、昔パリの大衆的レストランで夕食をとった時
質素な身なりをした老女が、独りで赤ワイン1グラスとフライドポテトをどっさり、
それだけを食べていたのが印象深く記憶に残っています。
それで、栄養バランス大丈夫なのかしら・・って思ったけど
どうやら理にかなった組み合わせだったのですね。
ドイツの人も、イギリスの人も、ジャガイモどっさり食べますよね。
肉食のためかと思っていたけれど、単体で優れた食物だと言われるとウレシイです。
ジャガイモの力は世界共通なのね〜。

美味しいジャガイモと人参が身近にある環境に、感謝の今宵です。