ヘム鉄を意識しよう
昨日のお花に引き続き、観葉にしている
サンスベリア(虎の尾)の花が。
花まつりですね〜。
何がこんなに花を咲かせているのか、お花の天使に感謝です。
話変わりますが、鉄分って、ヘム鉄と非ヘム鉄があるというのは、頭の片隅にうっすらありましたが、
あまり関心がなかったこれまで。
でも、この違いによって、体内への吸収のされ方が異なるという重要事項を知りました。
特に女性は、‟鉄欠乏性貧血”という言葉の近くで生活している人が多いと思います。
貧血じゃなくても、女性として求めたい‟コラーゲン”を生成するためには、
たんぱく質に鉄分とビタミンCが結合することが必要なのですものね。
だから、毎日の食事でも、どこかでプルーンとか、小松菜とか、人参とか、切り干し大根とか見ると「鉄分鉄分♪」と思って、積極的に摂っています。
ところが!!!これら植物性の鉄は非ヘム鉄の仲間だそうで、
非ヘム鉄は、ヘム鉄に比べてはるかに吸収率が低く2〜5%。
その上、タンニン(お茶・コーヒー)、大量の食物繊維、フィチン酸(玄米に含まれる)による吸収阻害を受けるとのことです。
一方で、ヘム鉄はこの反対。タンニンなどの吸収阻害を受けず、吸収率が約20%と高い。
ヘム鉄の多い食材の詳細は以下の通りです。
魚類 干しえび・どじょう・かつお・マグロ・貝類
藻類 のり・ひじき・こんぶ
肉類 赤身肉・レバー
種実類 ごま・ひまわりの種・カシューナッツ・アーモンド
茶類 煎茶・紅茶・抹茶・玉露
その他 パセリ・小麦胚芽・にんにく・卵黄・黒砂糖・油揚げ・みそ・納豆・うずらの卵
たんぱく質が必要なことはわかっているので撮ってはいますが、
白身魚、鶏肉、豆腐、豆・・。そんな感じの食に傾きがちの最近。
特に赤肉はあまり食べなくなっていたHanaにとって、この情報は衝撃的でした。
また、動物性タンパク質には、動物性食品に含まれるヘム鉄が有効に利用されるのを助け、植物性食品に含まれる非ヘム鉄が消化管内で溶解するのを助ける働き(ミートファクターという)があるそうです。これは、牛肉・母乳の他鶏肉にも含まれていました。
ということは、鶏肉はセーフっていうことですね。
ただし、卵や牛乳のタンパク質、チーズ、大豆など植物性食品のタンパク質にはミートファクターが含まれておらず、むしろ鉄の吸収を妨げる作用があるのだそうです。
結局、白身魚には頼れないことを知っておき、
鶏肉を取り入れながら、「鉄」を意識していた緑黄色野菜にはあまり期待しないということでしょうか。ナッツのおやつももう少し増やそう。
食材について知ったことをすぐに実践できる豊かさの中にいることに感謝です。