ペレニアル ブラッシュ

昨日一昨日と、行ってみたけど閉まっていた園芸店に、
3度目の正直で、向かいました。
お目当ては、大型の植木鉢。

例の工事の関係で、鉢植えにしていた子たちも冬場の無理な移動のために
割れてしまった鉢がありました。
ユーホルビアを植えていた大型の鉢で
ちょうど良いものを探していたのですが、
この園芸店にお目当ての感じがあったのです。

帰宅して、庭に鉢を出し、
割れた3つの植木鉢から根がむき出しになっていた子たちを
一つ一つ植え替えました。
ついでに、伸びた芝を刈って・・・。

昨日1からやり直しを決めて枝を詰めたつるバラの横に、
妹分の新顔さんの苗を植えました。
名前はペレニアルブラッシュ。

つるバラですが、ミニバラのような小さなお花がたくさんつくようです。
やり直しのアスビスが大輪ですから、一緒に伸びて仲良く絡み合って育ってもらえたらな。
新たな庭の始まりの記念です。

そんなこんなで、一通り庭いじりをしたら、
心がすっかり元気になっていました。
植木鉢が割れて寒いだろうな・・・・と気になっていたのはやはり植物からの
メッセージが送られていたのでしょう。
すべてが新しい鉢に収まっただけなのに、みんなが納得して、「これで良し。あ〜良かった」って私に返してくれているかのごとく、癒されて部屋に戻っていました。
こうして植物たちとコミュニケーションが取れる身体が本当に幸せです。

そして、今日はもう一つの贈り物を戴きました。

‟K'sハーブ”でオイルのブレンドの相談に立ち寄ったら、
撮れたてのトウモロコシが山ほどあって♪少し譲っていただきました。
ニセコの山奥で、自然農法（肥料も水も基本的にやらない）で畑を試みて
いらっしゃるオーナーの愛情たっぷりのトウモロコシです。
トウモロコシは、アブラムシが付かないようにするのが大変なはずなのだけど、
ここのは無農薬。
アブラムシの分だけ、てんとう虫もいて、自然のトウモロコシが持つ能力だけで
十分防除できるとか。聴いていて、元気になるお話でした。

オーナーのお話の中で、
どんなに、理にかなった方法で、ちゃんと育っていても、
「こんなやり方じゃだめだ」とか、そこで生きている植物たちにマイナスの言葉を投げるような人が来ると、うまく育たなくなってしまうそうです。
これには、昨日までの自分の経験を重ね合わせて、深く共感しました。

わが子を信じ、守るのと同じように、
その植物が持つ力から発するものを尊重して、時を一緒に過ごすこと。
これが、十分に生かされている植物の力に、結果的に自分が癒してもらえる理由なのですね。

外にも内にも新しく再生しつつあるものがあることに、感謝する今宵です。