~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

秋のお客さまが

まだお盆も来ていないのに、庭には秋のお客様が来ていました。

・・とはいえ、修繕工事の足場が解体されて庭の自由が取り戻せたのは
つい数日前。耐えられた花、耐えられなかった花、一緒にまたやり直そうね、
と声をかけながら、修復開始です。


毎年葉が茂りすぎて風通しを良くするのに一苦労だったアジサイでさえ、
工事の防塵ネットの内側で日が当たらず、工事の汚水のしぶきを浴びて
葉は白くちじれてボロボロになりました。その中で小さな命の叫びのような白とピンクの花。

やっと光の下に解放されて、最後の力を振り絞って咲いています。
この時期にアジサイの花です。よくがんばったね。

移動していた物置も、元の位置に収め、
きれいに拭いて「また、これからよろしくね」と中も整理しました。

足場基礎のビニールシートの下になってしまっていた野生のクロッカスは来年出てこれるかしら。
ミントは地下茎をグーーーーっと伸ばしてシートのかかっていなところまで出てきて
なんとか生きながらえてくれました。

次は、3月の凍土の時期の強制移動で壊れてしまった焼き物の植木鉢です。
一つは一人で持てないくらい大きいサイズのものですが、お店をまわったものの
しっくり来るものが見当たらず保留としました。

鉄の足場に囲われて近づけなくなっていた、鳥や蝶たちが戻ってきました。
痛められてしまったもの、壊れてしまったもの、傷は深いけれど
再び太陽の光をいっぱい受けられるようになった恵みに喜びをもって感謝しようと思います。

手を伸ばせばすぐそこにいる花木と音楽と光につつまれよう・・・。