~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

ANAがエアラインスクール始めると聞いて

航空業界を目指す学生さんたちは既にご存知のことと思いますが、
ANAがエアラインスクールを今年10月に開校するそうです。
これを聞いたとき、やるなぁ・・とひたすら感心しつつ、
その後の展開に想像をめぐらせていました。

これってつまり、
業界の特殊性を生かして、企業本体が学生を有償で訓練し
青田買いの反則も侵さずして、優秀な学生を早い時期からじっくり見定める。
現役CAを講師にすることで、社外講師手当の節約にもなるし、CAの場合地上勤務の上に加算される乗務手当の節約にも(*´▽`*)・・多少はなるでしょう。
講師側に立つCAの啓発にも繋がる。。。

会社にとってはいいことづくめのように思えます。
それと引き換えに、社内の“人”や“情報”“教育”を
外に出し、良いスキルは分かち合おうというwin-winの考え方があるとすれば、
これからの世界に求められている、未来的な視点を感じます。

競争・淘汰の厳しい航空業界にありながら、
いいとこどりだけに終わらず、どのように良いスキルや人材を輩出してくれるか、
そんな平和的な気概が、エアラインスクール設立の基盤にあるのなら
本当に素敵だな、と思うHanaです。
将来的に,WEB講座のようなコースもできるかもしれませんね。
でも、私的には、スクールの授業そのもののビデオの方が観たい人多いと思います!!
観てみたい人〜!は〜い!!!!(^^)!

学生さんにとっては、力のある学生さんは必ず見極めてもらえるので、
この上ないチャンスですが、社会人として成長するために必要な素直さと勤勉さ
を横に置いて、テスト前勉強のように就活の時期だけで何かを形成しようという
考えが残る半端な学生さんにとっては結果に結びつかないということがはっきりしている、
(つまり、スクールの学費分だけお金の無駄)とも言えます。
でも、きっと入学希望者が殺到するでしょうから、
入学時点でまず選抜されてしまうのでしょうか。。。

物理的にスクール入学が無理な地方の学生さんは、スタートラインのチャンスを
逸してしまうような心細さを感じる方もいると思いますが、
地方学生の環境的不利は、今に始まったことではないので、
先輩達が辿ったような勉強を重ねて準備していけば、栄光をつかめると思います。
むしろ、企業が提供する教育カラーを100パーセント踏襲するスクール生となった学生さんにはない個性を身に着けることができたら、
強い“人材”として、自分が得をすることになるかもしれません。

地方出身の有能な学生さんが確実に業界に貢献する人材として活躍している姿を観てきたHanaは、ドキドキしながら日々努力をしている地方の学生さんを、ここで応援しています。

飛び立つ飛行機、旋回する飛行機、着陸直前の飛行機を目にすると、自衛隊機を含め、今日日本上空を飛んでいた何千便もの飛行機のことを思います。その全便が無事に飛んでよかった。(世界中の空の安全については全便無事かどうか確認できないので。)

その空を見上げる自分自身も今あること自体が奇跡であったこと、
色々なことへの感謝を思います。
下を見ないでうつむかないで。「元気ないね。何かあった?」の言葉を待たないで。
空を見よう上を見ましょう。奇跡に気付く。言葉の代わりに光の粒が降ってくる。