アコースティックだから感じられること〜ピアノレッスン
ピアノレッスン。
どの曲を見ていただいているときもそうですが、
仕上げのレベルとして求められていることが、どこに出ても恥ずかしくない
本物の演奏のラインだとわかると、
認めていただき、待っていただき、「大丈夫。」と我慢強く課題をくださる
指導に巡り合えたことに、私たちの幸運と感謝を覚えます。
それと同時にやはり、すごく嬉しいです。
夢が膨らむ瞬間です。
今日はベートーベン「悲愴」第二楽章からでしたが、
ここをこうすればいい、と教えていただくと
スープに塩コショウを入れたように
ぐっと良くなる・・なるほど〜〜と、爽快感にも似た感覚です。
(後ろで聞いてる身としてはデス(*^-^*))
こういうレッスンを受けていると、
クラシックピアノを続けていきたいと思う人は増えると思うのですが、
小さいころから、早く仕上げること、早く弾くことに偏って続けていると
10年もすると、ほかのジャンルに行きたくなったり、やめたくなったりする人も
多いのではないでしょうか。一人でも、譜読みはできるからレッスンなくてもって。
masaは小さい頃
言葉が出ず、身体がうまく使えず公園で滑り台やブランコに乗れるようになったのも
ずっと大きくなってから。
でも、童謡やお気に入りのクラシックを鼻歌でいつも歌って、
この子の頭の中はいつも音楽が鳴っているんだ・・・という感じでした。
それで、歌を習うことはできるのではないかしら、と考えたのが始まりでした。
たまたま、紹介していただいた先生が、ピアノも教えていらっしゃった、という
思わぬ偶然で思っていなかったピアノを始めることになったのでした。
今でこそ、楽譜を読むようになりましたが、
私が弾けないような曲を弾くようになるまでは、
すべて私の弾いた手を真似する形でコピーしていました。
しかし、一度弾けるようになると、次に弾くときはもう覚えているのです。
小学生の彼が、学校生活や日常生活の中で人の何十倍も繰り返すことが必要な姿を
当たり前に見ていた私には、彼の耳コピーと鍵盤運指を覚える回路だけは
楽にできるようにできていることを発見した気分でした。
普通のピアニストのように幼少期から始めたピアノではないし、
手が大きい分だけ指はまだまだ回りません。
でも、きっと、スケールの大きい演奏ができる幸せなピアニストになっていく・・・。
今日はそんな夢を持ちました。
ロイヤルベビーも誕生しました。
キャサリン妃は、どんな夢をのせて育てていくのでしょう。
今、人生のスタートあたりにいる可能性のかたまり君たちが
夢を育てていけますように、何かお手伝いができたらいいな、と思うHanaです。
ひよこ豆がおいしく炊き上がりました。
元気なアクをいっぱい出していました➡(*^。^*)。
“生きて”いるものたちのエネルギーを分けていただける感謝を
ともに・・・。